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『環境美化員、労災予防キャンペーン団』発足

劣悪な清掃車両改善事業に重点...対国民キャンペーン進行

ユン・ジヨン記者 2011.04.29 14:40

環境美化員(清掃労働者)の劣悪な雇用条件と安全問題の改善のために『環境 美化員の労災予防のためのキャンペーン団』が発足した。

全国環境美化員共対委と労働環境健康研究所、民主労働党ホン・ヒドク議員は 4月29日午前、国会議員会館ロビーで記者会見を行い、キャンペーン団の発足を 知らせた。彼らはキャンペーン団を通じ、環境美化員の労働条件に対する社会 的な認識を拡散させ、現行の清掃車両の構造的な問題の把握と改善方案作りに 重点を置く計画だ。

民主労働党のホン・ヒドク議員は「昨年は『環境美化員にシャワーの権利を! 国民キャンペーン団』を通じ、休息空間とシャワー施設の設置などを中心とし て進め、多くの成果があった」とし「今度は多くの労災事故に苦しむ環境美化員 の勤労環境を改善するために労災予防キャンペーンに突入することにした」と 説明した。

実際、現在環境美化員は劣悪な労働条件で労災の割合が高い。清掃員の労災率 は全労働者平均(0.7%)より15倍高い11%になる。特に、環境美化員は清掃車両の 構造的な欠陥による作業中の事故と媒煙などによる呼吸器疾患などの危険に露出 している状況だ。

そのためキャンペーン団は、「2011年、劣悪な環境美化員の労働現実の中でも 最優先に安全事故の主原因である清掃車両の改善事業をしようと思う」と説明 した。そのため、今年の4〜5月には車両構造の調査と媒煙発生調査、清掃員へ のアンケート調査などの実態調査と面接調査をする予定だ。また下半期には、 上半期の調査結果発表とともに、10月に災害予防のための討論会と本格的な対 国民キャンペーンを繰り広げる方針だ。

一方、キャンペーン団は記者会見で「清掃車両にさらに明るい反射鏡と後方カ メラを設置し、道路で働く時は信号手を配置して、排気ガスが出てくるマフラー の方向を道路側に変更するなど、少し環境を改善するだけでもっと安全に働け る」とし「今日のキャンペーン団発足は、働く人々の一番基本的な権利である 怪我をせず、死なず、安全に働く権利を確保するための第一歩」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-05-01 10:59:07 / Last modified on 2011-05-01 10:59:07 Copyright: Default

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