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双竜車支部、「死を止めるべきではないか」

双竜車使用者側は無返答...金属労組と双竜車支部が交渉要求

ウ・ヨンヘ記者 2011.04.01 10:06

金属労組双竜車支部が「対話をしよう! まず死を止めるべきでないか!」とし、 使用者側に金属労組と共に交渉要求の文書を発送し、新しくなったマヒンドラ 経営主がどんな判断を下すのかに注目されている。

双竜車支部は「故イム・ムチャン組合員の死の後、野4党をはじめ、文化芸術家、 人権や法曹界など社会の各領域では、使用者側と政府の責任を要求しているが、 まだ答がない」と使用者側に交渉を要求した。3月31日(木)の午後3時、双竜車 支部は無給休職者と整理解雇者などの問題を解決するために、平沢工場の前で 組合員と連帯単位約100人が参加する『交渉要求決意大会』を開いた。

整理解雇で闘争を始めて679日目をむかえたファン・インソク双竜車支部長は、 「労働者は資本に弾圧され、工場は労働者の犠牲で回復した」と、新任のイ・ ユイル社長が報道機関を通じて語った『2013年無給休職者復帰』を憤慨した。 イ・ユイル双竜車社長は3月30日、ソウル経済新聞とのインタビューで「コラン ドCの成功を担保として来年末頃には損益分岐点に達する」とし「コランドCの 成功と共に年間16万〜17万台の生産が予想される2013年には、460人の無給休職 者の復帰もあるだろう」と述べた。

ファン支部長は「14人の労働者と家族が死んだが、無能な経営陣は何の対策も ない。絶望の工場になったのは労働者の責任ではなく、明らかに資本の責任だ」 とし、使用者側が対話を避けていることを強く批判し、対話を要求した。最後 に、ファン支部長は組合員たちに「多くの労働者と市民が私たちを支持してい る。工場の正門を蹴飛ばして仲間たちと共に入ることだけが残された。10人な らば100人のように、100人ならば1000人のように闘おう」と励ました。

会社に対話を要求している金属労組のキム・ホギュ副委員長は「大宇商用車を 買収したインド企業のタタ・グループは、金属労組を労使のパートナーとして 認め、5年間、多くの投資と社内下請労働者全員を正規職化した」とマヒンドラ も双竜車支部を認め、対話と交渉をするよう要求した。金属労組と双竜車支部 は内容証明で交渉を要請する文書を二回送ったが、使用者側からの応答はない。

平沢参与連帯のイ・ウンウ代表は、「多くの平沢市民が双竜車の状況を理解で きない。また双竜車が本当に地域企業なのか疑問を抱いている」と、双竜車が 対話せず事態を悪化させていることを糾弾した。

イ代表は「共に生きようという双竜車労働者の叫び通じ、社会的連帯であるこ とを知った」とし「共に生きる地域共同体、共に生きる労働共同体だ」と平沢 でともに労働する喜びを享受しようといった。

集会の後、金属労組と双竜車支部代表団は使用者側に交渉を要請する文書を渡 すために工場の中に向かった。だが使用者側は警備員を動員し、正門を塞いだ ため、文書はフェンス越しに双竜車関係者に渡されるという苦々しい状況が演 出された。双竜車支部の組合員は、正門を塞ぐ使用者側の行為に憤慨して抗議 し、集会は参加者の希望を書いた短冊を工場のフェンスに結び付けて終わった。

一方、故イム・ムチャン組合員の死の後、双竜車に対し、保健医療、人権およ び法律、参与連帯および市民団体、文化芸術家、野4党など、各界各層の支持と 後援が続いている。また、平沢市庁は実態調査および連携型雇用用意などの 行政的な支援を準備している。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-04-04 00:56:21 / Last modified on 2011-04-04 00:56:30 Copyright: Default

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