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韓国:現代重社内下請-現代車非正規職が連帯闘争に出発
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現代重社内下請-現代車非正規職が連帯闘争に出発

現代重ブラックリスト撤廃、労組活動保障を要求する決意大会を開催

チョ・ソンウン記者 2011.03.30 12:32

現代重工業社内下請支会は3月24日、現代車非正規職支会の非対委員と懇談会を 開き「蔚山地域闘争事業場連帯」を提案、これに現代車非正規職支会非常対策委が 応え、現代車、現代重下請労働者の連帯が出発した。

現代重工業社内下請支会は3月29日午後6時、現代重工業正門の前で「ブラック リスト撤廃、労組活動保障要求決意大会」を開いて「現場の下請労働者が労働 組合に全て加入すれば、ブラックリスト自体が消える」とし、さらに力強く 現場を組織し、闘争することを宣言した。

[出処:蔚山労働ニュース]

この日の決意大会には、金属労組のキム・ヒョンウ副委員長、民主労総蔚山本部 のユン・チャンヒョク首席副本部長、金属労組蔚山支部の常勤幹部、公共労組 蔚山本部、現代車非正規職支会の組合員、現代重青年労働者、現代尾浦造船 現場闘、準備会の会員、蔚解協、民主労働党蔚山市党の党員が参加した。

現代重工業社内下請支会のハ・チャンミン組合員は「現代重工業は本当にあく どい。現代重工業は労働組合に加入したという理由で出入証発給を拒否した」 とし「ブラックリストは絶対に撤廃させる。ブラックリストのために組合員は 他の領域をさまよい、現場の下請労働者は恐れている。必ずブラックリストを 撤廃し、下請労働者の権利を勝ち取る」と話した。

ハ・チャンミン組合員の決意を受け、現代自動車非正規職支会のイ・ウンファ 非対委員長は「非正規職労働者が路上に追い出され、就職を邪魔されるのは、 労組に力がないため」とし「非正規職労働者が集まって共に集会もして、力を あわせて戦わなければならない。共に戦って、必ず勝利しよう」と訴えた。

続いて「現代重工業は、下請労組の労組活動を保障してブラックリストを撤廃 すること、電算クレームを撤廃して就職妨害行為を中断すること、一方的な賃 金カットを原状回復すること、大法院判決により元請使用者性を認めること」 を要求した。

[出処:蔚山労働ニュース]

現代重工業青年労働者のイ・チャヌ議長は「現代重工業の下請労働者と現代自 動車の非正規職労働者には共通点がある。それは資本が法を守らないこと」と し「大法院の判決で現代自動車は非正規職労働者を正規職化し、現代重工業は 下請労働者の労組活動を保障してブラックリストを撤廃しろ」と要求した。

現代尾浦造船のキム・サウォン準備会議長は「労働者が悲しいのは差別だ。同 じように働きながら、同じ金を受け取れないのも悲しいが、経済が難しいから と下請労働者を解雇して、一方的に賃金を削減した」と糾弾し「尾浦準備会も 賃金を原状回復させ下請労働者の労組活動を保障させるまで共に闘う」と決意 を明らかにした。

この日の決意大会最後の発言者は、金属労組のキム・ヒョンウ副委員長だった。 現代車全州非正規職支会出身のキム・ヒョンウ副委員長は、強い全羅道なまり で現代資本を糾弾しながら、話を続けた。彼は「現代重工業の社内下請と現代 自動車の非正規職労働者がこうして連帯するのはとても嬉しい。現代自動車の 仲間たちが連帯するためにこうして集まっているのは、見ていてとてもいい」 とし「現代重工業の下請労働者は、現代車非正規職の仲間の正規職化闘争を見 て、正規職化しろとプラカードを持って戦う現代車の仲間たちを見て、胸がド キドキする。私たちも力強い組織化闘争で、現代重工業に闘争の火をつけよう。 現場の下請労働者がみんな労働組合に加入すれば、ブラックリスト自体が無意 味になる。連帯の綱を離さずに闘おう」と訴えた。

現代重工業社内下請支会と現代車非正規職支会の連帯闘争が出発した。現代車 非正規職支会の連帯は、現代重工業社内下請労働者の胸をドキドキさせ、闘争 のインスピレーションを吹き込んでいる。現代重工業下請労働者が労働組合に 団結して連帯すれば、現代車非正規職支会は不法派遣正規職化闘争の一番立派 な友軍を得るだろう。現代重、現代車非正規職自身の闘争と連帯は、蔚山地域 の闘争事業場をつなぎ、地域連帯闘争の大切な伝統を復元しつつある。 (記事提携=蔚山労働ニュース)

[出処:蔚山労働ニュース]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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