本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:錦湖タイヤ、職場閉鎖持続
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1301458977115St...
Status: published
View


錦湖タイヤ使用者側、職場閉鎖持続...ストライキ不参加『確約書』強要

労組は29日拡大幹部ストライキ撤回、対話と交渉要求

ユン・ジヨン記者 2011.03.28 16:05

3月25日、一日ストライキに突入した錦湖タイヤ労組が3日ストライキを続け ている。

使用者側が3月25日の午前11時に強行した職場閉鎖を撤回せず、組合員に 『確約書』を強要しているためだ。

[出処:錦湖タイヤ支会]

会社、『確約書』を強要して職場閉鎖3日目

光州工場と曲城工場の錦湖タイヤ支会組合員3400余人は、3月25日、会社に団体 交渉を要求して一日ストライキに突入した。彼らは25日の一日警告ストライキ の後、また業務に復帰する予定で、29日には拡大幹部だけのストライキを計画 していた。

だが使用者側は25日午前に職場閉鎖を断行してから、今も職場閉鎖を解除せず、 ストライキに参加しないという『確約書』を提出した組合員だけに工場の出入 を認めている。そのため26日に業務に復帰しようとしていた組合員は出入を阻 止され、ほとんどの工場は稼動が止まっている。

使用者側の『確約書』は現在の労組のストライキを不法ストライキと規定し、 組合員に不法ストライキには参加しないという『確約』を受けるものだ。錦湖 タイヤ労組の関係者は「初めてストライキに突入した時は確認書程度だったが、 翌日ね突然確約書という名前に変わった」とし「使用者側は確約書を書いた人 だけを現場に押し込み、結局ストライキの被害は確約書を書かない組合員に行 くので、労組では確約書拒否の指針を出している」と説明した。

そのため『確約書』を提出しない限り、職場閉鎖を続けるという使用者側と、 確約書を全面的に拒否するという労組側の対立は深刻になっている。だが労組 は現場に戻り、業務を続けるという意見を表明し続けており、今後、状況が変 化するかどうかも関心事だ。労組はすでに29日に予定した拡大幹部ストライキ の計画も撤回し、業務復帰の意志を打診している状態だ。

労組「現場に戻る」...使用者側に対話と交渉を要求

労組は28日、記者会見をして使用者側の職場閉鎖撤回と組合員の現場復帰を強 く主張した。

[出処:錦湖タイヤ支会]

彼らは「対話と交渉で問題を解決するために、ストライキを一日だけ行い、翌 26日からは正常勤務を宣言して闘争指針を留保した」とし「だが会社が確約書 への署名を強要し、管理監督者は署名を拒否して勤務しようとする組合員の 機械を止めて操業を妨害している」と批判した。一日警告ストライキ後、職場に 戻ろうとした労働者を会社が遮っているという説明だ。

また、キム・ボンガプ代表支会長は「3千5百の組合員もまた破局的状況へ行く ことを望んでおらず、対話と交渉で問題を解決するという支会の立場は確かだ」 と立場を述べた。これにより支会は29日の拡大幹部ストライキを撤回して昼間 勤務から正常出勤をする方案を確定した。今までのストライキと闘争局面を交 渉局面に転換し、会社と対話で問題を解決するという方針だ。

また労組は、会社側に職場閉鎖と確約書署名要求を中断し、交渉に臨むよう要 求した。昨年11月、新労組が発足したので新しい賃金団体協議が必要だという 立場だ。だが会社は昨年4月に賃金団体協議を結んだので、来年の4月までは再 協議はできないとし、交渉を拒否し続けている。

これまで支会は、△退職金保全方案、△騒音性難聴判決による作業環境改善、 △食事交代手当て、△最低賃金法違反による号俸再調整(賃金体系調整)、 △タイムオフ議論、△2010年賃金および団体協約再交渉を要求してきた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-03-30 13:22:57 / Last modified on 2011-03-30 13:23:03 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について