現代車非正規職、野宿座り込み中に29人連行

道路交通法、集示法違反で現行犯逮捕

［2信］現代車非正規職支会野宿座り込み中に29人連行

道路交通法、集示法違反の現行犯で逮捕

現代車蔚山工場前で野宿座り込みをしていた現代車非正規職支会組合員29人が 3月23日午後9時30分頃、道路交通法違反、集示法違反現行犯で連行された。

［出処:蔚山労働ニュース］

東部警察署の捜査課長は午後9時15分頃に「皆さんは不法集会をしている。今すぐ 解散しなければ強制解散する。解散に応じなければ連行する」と通知した。

十分ほど後に東部署捜査課長は「皆さんを道路交通法違反、集示法違反現行犯 で逮捕する」と通知し、すぐ現代車非正規職支会の組合員たちを連行した。

現代車非正規職支会の組合員は、東部警察署に17人、中部警察署に12人が連行 されたことが確認された。

現代車非正規職支会は東部警察署と中部警察署抗議闘争を進めている。

［出処:蔚山労働ニュース］

［出処:蔚山労働ニュース］

［1信］現代車非正規職蔚山工場正門前で野宿座り込みに突入

現代車、車両と管理者を動員してテント座り込みを源泉封鎖

現代車非正規職支会は3月23日午後5時30分、現代車蔚山工場正門の前で組合員 決意大会を開き、不法派遣撤廃、正規職化闘争の新拠点、テント座り込みを試 みた。

だが現代車は午後4時30分から正門の前をバス車両で塞ぎ、管理者500人ほどを 動員し、決意大会の場所そのものを源泉封鎖した。

現代車非正規職支会の組合員たちはやむをえず道路1車線を占拠して午後5時30分 から組合員決意大会を開き「正規職になって復職するまで闘う」と宣言した。

［出処:蔚山労働ニュース］

決意大会を終えた現代車非正規職支会の非対委員と第2工場の解雇組合員、 ドンソン企業の未復帰組合員は直ちに野宿座り込みに突入した。

この日の現代車非正規職支会組合員決意大会には牙山社内下請支会の組合員、 GM大宇非正規職支会の組合員、正規職活動家と蔚山解雇者協議会が参加した。

現代車非正規職支会のイ・ウンファ非対委員長は「16日に選管委が初会議を開 き、執行部を選出する選挙日程を議論した」とし「新執行部は会社側の陰湿な 攻撃工作を撃破して頑丈な支会を作る」と明らかにした。

続いて「会社側と会って、はっきりと警告した。1線が崩れれば2線が出て、2線 が崩れれば3線が出て戦う」とし「支会の主人は組合員だ。主人が家にいなくて もいいのか? また現場を揺り動かして2派ストライキを組織しよう」と訴えた。

現代車牙山社内下請支会のイ・ミンジョン代議員は「牙山支会組合員約200人が 重懲戒を受けて工場の外に追い出されたが、毎朝の出勤闘争と地域連帯闘争を 組織している」とし「命賭けで闘っている。仲間たちも、同じように命賭けで 不法派遣闘争していると思う。現代車3支会がかたまれば蔚山で、良才洞で勝利 する闘いができる」と自信を示した。

金属労組のキム・ヒョンウ副委員長は、「管理者や警官の態勢は、まるで全国 労働者大会への対応の水準」とし「すべての社内下請を正規職化しろという私 たちの八項目の要求は正当だ。現代車はまるで四大議題を受け入れるようなそ ぶりで、座り込みを解除するとすぐに解雇し、懲戒弾圧を行っている。これは 現代車が怖がっているからだ。力を落とさずに戦おう」と声を高めた。

続いて「工場占拠ストライキの間、全国の仲間たちがここに駆け付けた。だが 今はどうして連帯の仲間たちが見えないのか。それは私たちが戦っていないか らだ。私たちが戦えば集まってくる」とし「26日に現代車3支会の幹部が集まり、 今後の闘争を決める。私たちがさらに力強く闘い、全国の仲間たちをここに呼 び集め、勝利する闘争にする」と決意を明らかにした。

［出処:蔚山労働ニュース］

蔚解協のイ・マルスク議長は「現代車は組合員の現場出入りを阻止している」 とし「労組法では、組合員は労働組合に入れる。組合員の現場出入りを止める のは、労組活動を萎縮させ破壊するため」と糾弾した。

続いて「仲間のみなさんはぶれないでほしい。後に退かず、最善の努力をつく せば、不法派遣闘争に勝てる。蔚解協も仲間の闘争に連帯する」と述べた。

現代車非正規職支会のウ・サンス代議員は「テント一つが何でそんなに怖いの か、管理者が押し寄せて私たちを車道に追い出すのか、あきれている。現代車 はテントがなければ座り込みができないと勘違いしている」とし「路上で野宿 座り込みをする。連行されて出てきてもまた座り込みを始める」と決意を明ら かにした。

続いて「しばらくぶれた。誤った判断もした」とし「正規職になって帰れなけ れば復職しないという覚悟で闘う」と力強く話した。

現代車非正規職支会のキム・ウンヒョ シート1部代表は「野宿座り込みは慣れ ている。零下15度でも寝た。道端でこの闘争を楽んでやる」とし「この闘争は、 簡単には終わらないだろう。長い目で見て、何十回か警察署を行き来して、勝 てる不法派遣闘争を作っていく」と覚悟を明らかにした。

現代車非正規職支会の組合員たちは「テント座り込みができなければ野宿座り 込みでもする。正規職になって復職するまで戦う」と約束し、決意大会の後、 すぐに野宿座り込みに突入した。

警官は「不法集会」だと解散放送をしていて、野宿座込場前には現代車管理者 と用役職員が集まっている。(記事提携=蔚山労働ニュース、総合)

［出処:蔚山労働ニュース］

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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