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全北バス代替人材運転手が交通事故..通行人が死亡

運転手李某氏、1日18時間3日不休で勤務...長時間労働で議論

キョン・ウナ記者 2011.03.18 17:56

バス事業主と地方自治体、警察が無理に代替人材を投入して長時間労働を強要 している中、ついに死亡事故が発生した。第一旅客に所属する車両が道を渡っ ていた通行人をひき、死亡させた事故で、17日夜10時頃ワールドカップ競技場 臨時車庫に向かう道で、パク○○整形外科の前で起きた。

代替人材だった運転手の李某氏は、3月15日から特別な事前教育なく投入されて、 1日18時間、不休で3日働いた。無理な長時間労働で防御運転が不可能になり、 歩行者を発見できなかったという。

市民の命を担保にした危険な運行率向上

代替人材投入、長時間労働を即刻中断せよ

第一旅客は、入社すると会社から自主的に最低2週間から1か月間、路線教育と 安全教育を受けて隔日で運転を始める。さらにC.N.G(天然ガス)バス運転手は 義務的に『高圧ガス安全管理法』による教育を履修しなければならない。

しかしほとんどの代替人材はまともに教育を受けず、義務もきちんと守られて いないという。そしてバスストライキ長期化していることで、多くの運転手が 長時間労働をし、かなり疲労が累積している。事故が発生した第一旅客所属の 労組組合員たちは、「走る時限爆弾だ」、「少し間違って居眠り運転でもすれ ば大変なことになる」、「いつ事故がおきてもおかしくない」と相当な憂慮を 表わしてきた。

民主労総全北本部とバス闘争本部は「惨憺たる気持ちだ」とし「ストライキの 初期から代替人材投入の危険を何度も回警告したし、これを防ぐための摘発も したが、バス事業主と地方政府、警察は警告を無視して合法的な摘発を弾圧し た」と明らかにした。

続いて「使用者側は、代替人材投入とバス労働者の長時間労働を即刻中断しろ」 と要求し、「地方政府は運行率を上げるだけの政策を全面的に修正し、バス事 業主にバスストライキを解決させるようさらに強力に強制」するよう注文した。

また韓国労総には「代替人材投入摘発を歪曲・さげすんでバス労働者の長時間 労働をほう助した責任がある」とし「死なない程度に働く歪曲された勤労権で はなく、労働者の人権のために努力しろ」と批判した。(記事提携=全北インター ネット代案新聞チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-03-20 03:40:34 / Last modified on 2011-03-20 03:40:38 Copyright: Default

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