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清掃労働者2派ストライキ...高麗大、延世大、梨花大学生が4万人ストライキを支持

15日の交渉結果によりストライキの程度を決定

ユン・ジヨン記者 2011.03.15 14:53

3月14日、公共労組ソウル京畿支部傘下の梨花大、連帯、高麗大の清掃労働者が 2派ストライキに突入した中で、4万人の学生が彼らのストライキを支持している。

延世大、高麗大、梨花大、4万3000人の学生が支持声明に賛同

梨花大、延世大、高麗大の大学生たちは3月15日午前、梨花女子大の前で記者 会見を開き、清掃と警備労働者の闘争を支持すると明らかにし、学校と業者側 の早急な事態解決を要求した。すでにこれら三つの大学では4万人を越える学生 が労働者のストライキを支持する署名を終えている。

彼らは3月初め、清掃警備労働者の闘争を支持するために学生支援対策委員会を 構成し、3月2日の開講と共に『大学清掃/警備労働者の労働条件改善のための 署名運動』を進めてきた。署名運動には延世大1万3269人、高麗大1万7625人、 梨花女子大1万200人の学生が参加し、合計約4万3000人に達する。

梨花大、延世大、高麗大の学生対策委は記者会見文で「署名運動への学生の反 応は爆発的で、教職員、教授、一般市民まで賛同し、あっという間に友好的な 世論が形成され、三大学の歴史でも珍しい43000人の支持署名を集めた」とし 「だがこうした学生の積極的な関心と支持の中で行われた3月8日の一日全面 ストライキに対し、各大学の当局は無返答の状況」と伝えた。

続いて彼らは「三校の学生支援対策委員会の学生たちは大学当局に対し、清掃、 警備労働者の闘争を支持し、連帯する」とし、△学校当局は清掃、警備労働者 の生活賃金保障、△清掃、警備労働者の休憩空間改善および拡充、△実質使用 者である梨花大、連帯、高麗大学校当局の元請使用者性認定などを要求した。

14日午前にストライキ突入、15日の交渉結果によりストライキの程度を決定

一方、梨花大、高麗大、延世大分会は清掃労働者860人が9つの業者との集団交 渉が決裂したことで、3月8日に一回警告ストライキをした。だがストライキの 後に再開された交渉で、業者側はこれまでの進展した賃金、雇用環境の提案を 撤回し、再び交渉を破局に陥れた。

そのため労組は3月14日午前6時から2派ストライキに突入すると明らかにした。 2派ストライキは事業場別条件と状況を反映し、流動的に展開する方針で、14日 から各事業場別に校内集会を開いた。また、労組は部分ストと集会などの闘争 と共に交渉を併行する立場だ。

労組は午前10時から業者と14次交渉を行っている。公共労組ソウル京畿支部の チャン・ソンギ事務局長は、「交渉の結果により部分スト、全面ストなど闘争 程度について各事業場別に決めていく計画」とし「もし今日の交渉でも業者が 10日の交渉と同じ立場を固守すれば、ストライキ程度を高めることになるだろ う」と明らかにした。

これに伴い梨花女子大は14日に続いて16日午前11時、学内決意大会を開き、高 麗大も16日午後1時に決意大会を開く予定だ。延世大は17日の午後5時キャンド ル文化祭を行う計画だ。労組は「前の交渉で使用者側が交渉案を撤回して一方 的に退場するなど、労使間の信頼を破る行為をしたが、もう一度、早期の賃金 団体協議妥結に努める予定」とし「もし使用者側がまた前の交渉と同じように 不誠実な交渉を続ければ、これ以上見過ごさない。清掃労働者の正当な要求を 勝ち取るために最後まで闘争を止めない」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-03-17 07:18:05 / Last modified on 2011-03-17 07:18:08 Copyright: Default

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