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現代車牙山、ストライキ参加非正規職『ばっさり』懲戒

約250人を解雇、停職、減給、出入拒否...「名ばかり社長の不法懲戒」

チョン・ジェウン記者 2011.03.04 15:33

現代車牙山工場で、大規模な非正規職労働者の懲戒事態が起きた。今回の大規模 懲戒事態は、現代車が社内下請労働者の元請社だという法的判決が続く中で、 業者が懲戒したもので、非正規職労働者たちは『名ばかり社長の不法懲戒』と 反発している。

▲業者は文字|携帯メッセージで懲戒結果を通知した
牙山工場の協力業者10社は3月3日、社内下請支会(非正規職労組)の組合員たちに 懲戒委員会の結果を一日中、携帯メッセージで通知した。懲戒解雇13人、1〜3か月 の停職94人、143人が1〜3か月の減給で、社内下請支会組合員のうちストライキに 参加した約250人の非正規職を事実上全員懲戒した。特に社内下請支会のソン・ ソンフン支会長、ヤン・フェサム副支会長をはじめ、代議員、現場委員など支会の 幹部は全員解雇通知を受けた。

業者は懲戒の理由として、不法派遣社内下請労働者を正規職で転換しろという 1次ストライキ参加したとし、『無断欠勤』、『無断離脱』等を上げた。

会社側は懲戒の結果を携帯メッセージで通知すると同時に、直ちに翌日(4日)の 朝から懲戒通知を受けたすべての非正規職労働者の出入を統制した。4日の朝、 牙山工場正門の前で非正規職労働者が出勤闘争と同時に進入を試み、現代車の 管理者、警備会社の職員400人が彼らを物理的に阻止した。

会社側の出入拒否と同時に社内下請支会は、3日の夜間勤務から全面ストを始め た。4日からは出勤闘争、温陽温泉駅などでの宣伝戦を続けている。非正規職 労働者たちは、すでに2日の午前9時から各企業がいっせいに懲戒委員会を開 いたが、懲戒委員会への出席を拒否して一日全面スト、部分ストを行った。

▲4日朝、現代車管理者と用役業者警備員が非正規職労働者の出入りを止めた。

社内下請支会のソン・ソンフン支会長は「懲戒権限もない名ばかり社長が闘争 を無力化するために不法な懲戒をした。われわれはすでに現代車職員だ。現場 に基盤をおいて出入を要求し、最善を尽くして戦う。闘争動力を強め、それを 基礎にしてまた戦う。すでに闘争は始まった」と話した。

支会のオ・ジファン教育宣伝部長は、「バッサリと懲戒が強行された。一般の 組合員も全員懲戒した。最善を尽くして戦う計画で、組合員の闘争の意志は高 い」と伝えた。

現在、蔚山工場でも非正規職労働者大量懲戒事態が行われており、全州工場は まだ懲戒通知がない。

一方、使用者側の大量懲戒と同時に、現代車支部(正規職労組)は3月4日午前、 非正規職3つの(牙山、蔚山、全州)支会と金属労組、現代車支部の5主体の会議 を提案したという。牙山工場社内下請支会によれば、5主体会議の提案に対しては 参加が確定していない。

現代車支部が現時点でまた5主体会議を提案したことについて、非正規職労働者 は交渉で、むしろ闘争を圧迫する可能性が強いと見ている。非正規職3支会は、 現代車支部が4項目の交渉議題より後退した案を受け入れろとし、交渉の決裂を 宣言したことがある。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-03-05 01:44:45 / Last modified on 2011-03-05 01:44:47 Copyright: Default


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