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LNJ Logo 韓国:民主労総、バススト社会的合意案の受入れを表明
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民主労総、バスストライキ社会的合意案の受入れ意志を表明したが...

合意案を使用者側が受け入れて交渉に出るかは不明

チャムソリ編集チーム 2011.02.24 16:36

バス労組民主化争奪のための全北闘争本部が2月24日に記者会見を行い、社会的 合意案を受け入れると明らかにした。

闘争本部は、「バス運行ストライキが事業主の徹底した打算的な運行で、市と 居住者と低所得層、学生など交通弱者にその不便が集中するのを見て気が焦っ た」とし「市民の移動権を侵害する残念な現実を克服するために、多くの悩み と論議の末に、社会的合意案を受け入れることに決めた」と伝えた。

続いて「社会的合意案は包括的だ。具体化するためには労使が額を突き合わせ て補完すべき課題がある」とし「われわれは日常的な闘争を進めながら、淡々 と使用者側の回答を待つ」と話した。

また使用者側が「すべての市民の希望と関係機関の仲裁、労働組合の最後の譲 歩も虚しく飛ばせば、事業主は想像もできない苦しみにあうことをあらかじめ 明らかにする」と発言した。

闘争本部の今回の記者会見で、バスストライキのボールは使用者側に渡ったが、 使用者側が合意案を受け入れて交渉に出るかはわからない。23日、市議会仲裁 で開かれた討論会で、拒否の意志を伝えたためだ。

社会的合意案は23日の全州市議会主催討論会で、全北弁護士協会アン・ホヨン 副会長が提案したもので、△事業主は労組を交渉当事者と認定、△これに伴い 労組はストライキ中止、△今後の裁判の結果、労組が交渉当事者地位がないと 確認すれば、本約定は効力を失い原状回復、△地方自治体および市民社会団体 はこの合意を保証、△労使はストライキによる民事刑事上の不利益を受けない ようにするということを要旨とするものだ。

一方、23日に湖南高速のキム・ジノン争対委員長が徳津警察署に拘束された。 容疑は業務妨害および暴力行為で、11日の行政代執行で車両出庫を防ぐ過程で 使用者側に暴行したという理由だ。これでバスストライキ期間中に拘束された 組合員だけで3人になる。民主労総はバスストライキの期間中、偏向的な警察の 捜査を問題提起し続けてきた。

バスストライキが24日で79日を越え、民主労総総連盟は『2011闘争宣布および 全北バスストライキ勝利のための全国労働者大会』を5000人の組合員が参加す る規模で、25日午後3時、全州公設運動場で開催する。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-02-25 10:50:57 / Last modified on 2011-02-25 10:50:57 Copyright: Default

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