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現代車非正規職ストライキ出征式、源泉封鎖の中でストライキ動力の健在を確認

「われわれは正規職だ、鄭夢九が出てこい」

チョ・ソンウン記者 2011.02.18 13:49

現代車が管理者を総動員してストライキ出征式の場所を元請封鎖する中で、現代車 非正規職支会は2月17日午後5時30分、現代車蔚山工場正門前でストライキ出征式を 開き「もうこれ以上欺瞞的な4議題について悩むことなく、8項目の要求(「すべて の社内下請を正規職化しろ」)、ただこの要求だけで力強く2次ストライキ闘争を 組織する」と決意した。

現代車による出征式元請封鎖にも2派ストライキ動力の健在を確認

この日のストライキ出征式には支会組合員約500人が参加した。

支会の組合員は「現代車がとてももずうずうしく集会に来たので、とても心配 もした。だがこうして多くの仲間たちと会い、胸が熱くなる」と自信を示した。 現代車非正規職支会の2派ストライキ出征式は、現代車の波状攻勢の中でもスト ライキの主動力が健在で生きていることを確認する場であった

17日のストライキ出征式が開かれた現代車蔚山工場の烈士広場周辺は、現代車 の管理者とバス、車両で完全に封鎖された。

支会第1工場のチョン・ビョンウン代議員は、「烈士広場はバスと車両で塞ぎ、 蔚山工場本館と支部の間の烈士広場に通じる道は1000人以上の数えきれないほ どの管理者たちとバス、観光バスで封鎖した。第1工場も家に帰る道を開けて 烈士広場への道は完全に封鎖した」と伝えた。

第4工場のイ・ウンファ副代表は「今日、昼食報告大会をしようとしたが管理者 が真っ黒に集まり、昼食報告大会を封鎖して組合員を組織するためにラインの 巡回をしようとすると、ラインを巡回できないように管理者が妨害して封鎖し た」と明らかにした。

ストライキ出征式「4議題で悩まず8項目の要求を争奪する2派ストを組織しよう」

現代車非正規職支会のユン・ソゴン事務局長は、ストライキ出征式の大会発言 で「16日から全工場で解雇懲戒が飛んでいる。だが8年間守ってきた労働組合だ。 解雇・懲戒を堂々と突破して前進する」とし「25日間の工場占拠ストライキは 殴られ、血を流して守ったストライキ闘争だ。5回の交渉で現代車は告訴・告発・ 損賠を撤回せず、不法派遣特別交渉を回避している。こんな提案に合意できる わけがない。懲戒・解雇を振り払い、8項目の要求を争奪するための2派全面ス ト闘争を組織するために、前だけを見てこつこつ歩いていこう」と訴えた。

曹渓寺でハンストをしている現代車非正規職支会のイ・サンス支会長は電話で 「サイトに書き込まれたストライキ出征式の写真を見た。仲間たちの目が生き ているのを見た。今日、現代車は平和な集会を妨害した。現代車はさらに隈に 追いやられている。弾圧するほど真正性が消え、私たちの正当性はさらに確保 される。ここで最後をむかえても正規職化を放棄しない」とし「今日の出征式 は2派ストライキの出征式だ。1派ストライキより苦しいかもしれないが、現場 を組織して組合員と共に現代車を降伏させる」と決意を明らかにした。

続いて「組合員が現場で闘争を展開すると信じている。欺瞞的な4議題でぶれた のも事実だ。だが今、これ以上欺瞞的な4議題で悩まず、8項目の要求(「すべて の社内下請を正規職化しろ」)、ただこの要求だけで力強く2派ストライキ闘争 を組織しよう」と話した。

事業部別組合員現場発言「われわれは正規職だ。鄭夢九が出てこい」

ストライキ出征式は、事業部別組合員の自由発言で、2派ストの決意を新たにした。

第2工場事業部の組合員は「2006年の闘争をやっと終わらせる時になった。現代 車が弾圧し、抑圧しても、私の頭の中には正規職という単語が消えない」とし 「今日ここに来るとき、どれくらい来るか、どれくらいかたい意志があるか、 と心配した。だが多くの仲間たち見て胸が震える。粘り強く闘争して、必ず勝 利して、正規職の名札をつけよう」と話した。

シート事業部のカン・ジョングォン組合員は「1次ストの後、2派ストをずいぶ ん待ち望んでいた。われわれは正規職だ。この本質は変わらない。正規職とい う自負心を持って屈することなく戦い、必ず勝利しよう。われわれは正規職だ。 鄭夢九が出てこい」と声を高めた。

"私たちの闘争は正当だ。懲戒委粉砕ストライキ指針を出してくれ"

現代車非正規職支会第4工場事業部のチョ・ミソン現場委員

私たちの闘争は正当です。昨年7月22日大法院で判決があったが、使用者側は どうしたでしょうか。私たちを認めず、用役チンピラを動員して暴行を続け、 民衆のツエという警察が幹部を拘束しました。拘束されるべき張本人、鄭夢九 がいるのにです。

11月15日に第1工場CTSで占拠座り込みを始め、12月9日にストライキを中断して 降りてきました。その翌日、使用者側はこっそり憲法裁判所に旧派遣法は違憲 だと申請しました。本当にとんでもないことですよね。平和期間と誠実交渉の 決裂宣言は、使用者側が先に行いました。それでこの数日間、チラシをまいて、 使用者側案は「合理的な」、「現実的な」「代案」と主張しましたが、これは 私たちの闘争を押し倒す弾圧です。

そして、支会が使用者側の案を受けず、名ばかり社長を押し出して不法を働い たから懲戒を受けろというのです。この懲戒が正当ですか。絶対違います。7月 22日の大法院判決、2月10日のチェ・ビョンスン判決のはっきりした名分がある からです。名ばかり社長には懲戒の権限がありません。

あるいは皆さんの中に懲戒についてこんな話を聞いたかも知れません。「私は 1週間、私は2週間、私は1か月、私は3か月、停職になったので家で休んで出勤 しなければならず、懲戒しても撤回できない...」。絶対こんな心を持っていて はいけません。まさに会社が狙っていて、私たちを分断しているのです。

「なぜ私が懲戒されるのか」?そうです。私たちが懲戒される理由はありませ ん。仲間のみなさん! 叫びましょう。「名ばかり社長、お前は何だ? 私たちを 懲戒する権限も、名分もない。すく会社をやめろ」とね。

懲戒されれば支会が全体組合員を招集して、蜂の群れのように不当懲戒を無に しなければなりません。皆さん、そのために何が必要でしょうか? 仲間の懲戒 を防ぐため駆け付けようとすれば、ストライキ指針が必要です。支会のストラ イキ指針がなければ組合員が右往左往し、誰かは懲戒され、隊伍は崩れます。

すでに第1工場のイ・ミナ同志が今日付けで不当解雇のメッセージを受け取りま した。明日、変速機で懲戒委員会が開かれるそうです。来週もあちこちで懲戒 委員会が開かれるでしょう。

争対委の皆さん、お願いします。支会は懲戒委が開かれれば、ストライキ指針 を出して下さい。現場でしっかり団結した力で懲戒を阻止すれば、隊伍は壊れ ません。仲間を守り、私たちの闘争を守るために、私も皆さんもみんなで反対 してべて戦えます。さらに粘り強く、さらに大きく団結し、ストライキ指針が あれば懲戒委員会をする業者を全部同じように追い出しましょう。1人でも懲戒 が発生したら容認できません。

仲間の皆さん! 一つになった団結で、懲戒撤回闘争を準備しましょう。どんな 弾圧にも動揺せずに闘争し、疲れて苦しいときは仲間たちと多くの対話と討論 で、進んで行きましょう。

皆さん、2次闘争の開始を知らせる懲戒撤回闘争! 懲戒にはっきり答えを出し、 われわれの要求である正規職化を争奪しましょう。2派ストを組合員が作ってい きましょう。不当解雇を粉砕して正規職化を勝ち取ろう!!

「非正規職闘争に沈黙するほど、兵営のような資本の統制が強化」

現代車非正規職支会のストライキ出征式には、正規職現代車支部も、現場組織 も、公式には参加しなかった。非正規職労働者の弾圧に現代車支部が沈黙する ほど、現場は兵営のような資本の統制が強化されている。現代車支部の代議員 さえバイクのヘルメットを強制的に脱がされ管理者に後ろ髪を捕まれている。 24年の歴史のある現代車支部の現場権力が踏みにじられている。

現代車非正規職支会は2月16日に争対委機関誌を発行し「警備隊が出勤の途中、 正規職組合員の身分をいちいち確認しており、正規職代議員を阻止し身元確認 と所持品確認を要求している。その上、支部常執の出入車両も妨害しトランク まで確認している」とし「こんなにひどく現場が蹂躙されれば現代車支部24年 の歴史で勝ち取ってきた現場権力は一日で崩れる。現代車支部と活動家が社側 の露骨な現場統制に積極的に抗議して闘争を組織しなければならない」と訴えた。

この日のストライキ出征式には、少数の現代車支部活動家が参加した。現代車 支部のパク・ソンナク代議員は「今日のストライキ出征式はここではなく烈士 広場だ。だが現代車は元請管理者を動員して、烈士広場でのストライキ出征式 を封鎖した。全面的な弾圧を始めた。懲戒弾圧と懐柔脅迫でストライキ隊伍を 揺さぶっている」とし「1派ストライキの教訓を再確認し、2派ストライキを準 備しよう。2派ストライキ闘争は、動揺せず肩を組み、苦しく疲れることがあっ ても使用者側の前で倒れないようにしよう。社員証を付けて出勤するまで仲間 たちを互いに抱いてくれ」と訴えた。

2派ストライキ闘争決意の手形

現代車非正規職支会のストライキ出征式は、拡大幹部と一般組合員が自発的に 参加し、ストライキ闘争を決意する手形を押して終わった。(記事提携=蔚山労働 ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-02-19 06:09:38 / Last modified on 2011-02-19 06:13:43 Copyright: Default


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