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「ローンスターの食い逃げでキム&チャンを押収捜索しろ」

事務金融連盟など、外換銀行前で無期限座り込み突入

ユン・ジヨン記者 2011.02.17 07:26

事務金融連盟と投機資本監視センターは、2月16日午後4時頃から乙支路入口に ある外換銀行本社前で、座り込みに突入した。

彼らはローンスターを解雇された外換銀行解雇者8人の復職と、ローンスター・ ゲートの不法糾明、ハナ金融持株主が提出した外換銀行買収申込書返戻などを 要求し、無期限の座り込みに突入する計画だ。

外換銀行、解雇者復職拒否との面談拒絶...「座り込みに突入するしかない」

2003年に外換銀行を不法に買収したローンスターファンドは、2004年、外換カー ドと外換銀行が合併した時点で8人の労働者を解雇した。外換銀行の大株主とし て、労働者整理解雇の主体だったローンスターは、別名『食い逃げ』と呼ばれ る投機資本として知られている。

世界的な金融危機の主犯が投機資本であることが明確になり、またこれを規制 する動きが起きている中で、投機資本の被害者である解雇労働者の復職を要求 する声が高まっている。投機資本の規制に合意した首脳会談などでも、当然、 投機資本の被害者は原状回復されるべきだという主張だ。

そのため事務金融連盟と投機資本監視センターは座り込みに突入する前の午後 2時、外換銀行本社前で記者会見を行い、解雇者復職、ローンスターゲート不法 糾明などの座り込みの理由を明らかにした。彼らは「ローンスターが外換銀行 を所有する大株主の資格がないのであれば、資格のないローンスターファンド が強行した外換カード労働者8人の整理解雇は当然無効」とし「だが、外換銀行 の経営陣は2月10日以後、復職要求書の受領を4回も拒否したので、テントでの 座り込みに突入する」と明らかにした。

彼らは記者会見の後、外換銀行頭取との面談を試みたが、用役職員と警察がこ れを阻止し、体当たりになった。この過程で事務金融連盟幹部と用役職員それ ぞれ1人が警察に連行された。参加者たちは外換銀行への進入を防ぐ警察に対し 「国庫を流出させる人々を罰して、われわれの闘争を支援すべき警察が、投機 資本の手先になっている」と強く批判した。

その後、警察の解散命令により整理集会を開いた参加者は、外換銀行前の歩道 に座込場を設置して無期限の座り込みに突入した。現在座込場では、事務金融 連盟のチャン・ファシク副委員長が座り込みを続けている。

連続するローンスター不正疑惑...なまぬるい糾明と処罰

ローンスターファンドの食い逃げと、これに協調した関連者の捜査は軽い処罰 で終わり、ローンスターをめぐる不正と疑惑はまだなくなっていない。特に、 最近になって最高裁のイ・サンフン判事候補者がローンスター訴訟の関係者と 不適切な会合を持ったという疑惑がまた提起され、再びローンスターに対する 疑惑の世論が高まった。

イ・サンフン候補者は、ローンスターコリアのユ・ヒウォン代表の令状を4回も 棄却した人物で、ほとんど無嫌疑で解放された協調人物の判決に大きな影響を 及ぼした。特に民主党のキム・ヒチョル議員は15日午前、国会で開かれた院内 対策会議で「(イ候補者が)2006年11月10日の公判で、当時、法院側のミン・ビョ ンフン令状専門担当判事と検察側のパク・ヨンス大検察庁中央捜査部長、チェ・ ドンウク捜査企画官など4人と共にローンスター事件に関し、法院外の場所で私 的な会合を開いた」とし「当時、中央地法刑事首席部長判事だったイ候補者は、 この席で検察側とローンスターコリアのユ・ヒウォン代表を不拘束にしてはど うかと提案をしたという」と説明した。

それだけでなく、ローンスターファンドが投機資本であることが分かったが、 相変らず金融委員会は『大株主適格性審査』をしていない。現行の銀行法での ローンスターの投資現況を考えると、国内銀行の大株主の資格がないという主 張が着実に提起されてきた。2007年、監査院もまた外換銀行の買収資格を問題 にし、金融委員会が審査したが、彼らは3年間「審査中だが、結論を出せなかっ た」と回避している状況だ。

現在、キム・ソクトン金融委員長は2003年のローンスターの外換銀行買収当時、 金融政策1局長をしており、金監委に承認を出した張本人だと言う。これに対し 記者会見団は「印鑑代発言の当事者が金融委員長に復帰して、ローンスターの 食い逃げを承認してはいけない」とし「直ちにハナ金融持ち株主とローンスター が結んだ契約を破棄させ、ハナ金融持ち株主が提出した外換銀行買収申込書を 返戻しなければならない」と声を高めた。

キム・ソクトン金融委員長は、金融監視委員会監督政策1局長だった時、青瓦台 で開かれた『10人秘密会議』で「ローンスターから(売却承認の)印鑑代をもら わなければならない」という発言をしたといわれ、問題になったことがある。

一方、記者会見団は「2003年に稼動した投機資本と官僚、そしてキム&チャン の三角同盟が2011年にまた稼動している。今すぐにキム&チャン法律事務所を 押収捜索しろ」とし「ローンスターファンドの別名『黒い頭の外国人』と呼ば れる33%の韓国人投資家のリストも即時公開しろ」と主張した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-02-17 15:16:27 / Last modified on 2011-02-17 15:16:33 Copyright: Default

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