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現代車高空籠城者、「闘争目標は揺れない」

[インタビュー]良才洞高空籠城中のノ・ドグ、キム・テユン組合員

チョ・ソンウン記者 2011.02.15 17:35

2月12日、良才洞現代起亜車本社前で高空籠城に突入した現代非正規職支会の ノ・ドグ前主席副支会長、キム・テユン組合員と電話インタビューを行った。

ノ・ドグ前主席副支会長は横断幕を設置するときに、鉄筋構造物に顔をぶつけ て怪我をした。ノ前首席は「広告塔の中は鉄筋構造物になっている。横断幕を 設置するとき手袋が滑り落ち、鉄筋に目をぶけけた。今は薬を塗って薬を飲ん だので、腫れが引いた」と話した。

ノ・ドグ前主席副支会長とキム・テユン組合員は「闘争なくして争奪はないと いう真実を骨身に凍みて感じる。私たちが闘わなければ資本に勝てないという 覚悟で高空籠城をすることにした」とし「何よりもすべての社内下請を正規職 化しろという闘争の目標が揺れてはならない。私たちが八つの要求の基調を守 れなければ未来がない。ファン・イナ同志が『石のように固く団結すれば勝て る』と言った。石のように固く団結して私たちの目標をはっきりさせる」と強 調した。

続いて「交渉を口実に座り込み解除した」とし「私たちには武器がないので、 会社は時間を引き延すだけで、むしろ弾圧した。これ以上交渉という罠にはまっ てはいけない。交渉で懐柔しても闘争を留保せず鄭夢九が直接交渉に出てこい といわなければならない」と繰り返し強調した。

▲広告塔の鉄の構造物に立つノ・ドグ
前主席副支会長[出処:キム・テユン]
今の状況はどうか?

飲水を上げてもらったが水が凍るほどだ。できるだけ体で溶かして飲んでいる。 寝袋と水、14日からは夜一食の食事を上げて食べている。

高空籠城をすることにした契機は?

25日間、占拠ストライキをした。昨年12月9日、会社との交渉を約束して降りて きた。ところが会社は座り込みを解除して出てくると、私たちに武器がないこ とを知って交渉時間を引き延すだけで組合員を弾圧し、脱退させ、活動できな いように萎縮させた。

会社は五回の交渉で、自分たちは使用主ではなく、業者を通じて懲戒するといっ た。破棄差戻し審理で勝訴したが、現代車は正規職化には何の内容もない。 逆に大法院に控訴した。本当に資本のあくらつな行動に怒っている。

闘争なくして争奪はないという真実を骨身に凍みて感じる。闘争で突破しなけ れば資本に勝てないという覚悟で高空籠城をすることにした。

高空籠城の要求は?

会社は懲戒を最小化するから闘争をやろめという。私たちの高空籠城は会社の 欺瞞に対する糾弾だ。

われわれは「すべての社内下請を正規職化しろ」という要求を持って上がってきた。

会社は何度も君たちの要求は何かと尋ねる。またはっきり言う。私たちの要求 は「すべての社内下請を正規職化しろ」ということだ。

われわれははっきりした目標を持って上がってきた。正規職化される日に降り る。私たちは高空で頑張るので、現場組合員は現場での闘争で突破してほしい。 これ以上、交渉という冗談でだまされないでほしい。

2次ストライキを組織するための闘争の基調を話してくれ。

新任チェ・ビョンスン主席副支会長とユン・ソゴン事務長が役員に選出された。 チェ・ビョンスン同志は手配状態だが、何かの方法で組合員を組織すると思う。

座り込みを解除して出て行ったことで交渉局面が開かれたが会社の弾圧の中で 組合員が萎縮しているのも事実だ。会社が大量懲戒すると流している。

組合員の仲間たちが自ら正規職になるという意志で決断して、隣の仲間の手を とって行けば、われわれは必ず正規職化闘争に勝利できる。

何よりも、すべての社内下請を正規職化しろという闘争の目標が揺れてはなら ない。私たちが八つの要求の基調を守れなければ未来がない。ファン・イナ同 志が「石のように固く団結すれば勝てる」と言った。石のように固く団結して 私たちの目標を明確にすべきだ。

交渉を口実でに座り込み解除した。私たちには武器がないので時間を引き延し てむしろ弾圧した。もう交渉という罠にはまってはならない。交渉をしようと 懐柔されても闘争を留保せず、鄭夢九が直接交渉に出てこいといわなければな らない。

組合員に伝えたい話は?

私が自分で正規職になると決心すれば恐いものはない。会社が弾圧しても屈す ることなく耐えられるだろう。自分の中で堅く正規職になると思わなければ自 ら崩れるだろう。

ファン・イナ同志が話したように「名分と大勢」は我が方にある。次の機会は ない。会社の弾圧を勝ち抜いてこそ正規職になれる。労働者の自尊心をかけて 自分が立ち上がることで、はじめて正規職社員証を付けられる。

組合員のみなさん、ここのことは心配せず、現場で会社の弾圧に勝ち抜いて、 自分の戦いだと思って自分の戦いを始めてほしい。自分が正規職になれるとい う確信を持って頑張って戦おう。

2次ストライキが始まっている。正規職と全国の連帯のために伝えたい話があるか?

援護支持すると言葉では言う。だが私たちには行動が必要だ。ここに来てビラ まきだけでなく、足で走り、体で組合員とぶつかり、組合員と共にできること を作らなければならない。言葉ではなく行動で、体で連帯してほしい。

2次ストライキという言葉も間違いだ。われわれは2005年にも戦ったし2006年、 2010年にも戦った。正規職化の目標のために6年間、戦い続けている。「すべて の社内下請を正規職化しろ」という目標が変質すれば、その時われわれは敗北 を認める。

組合員たちは、正規職化の目標を決してあきらめない。そのために、私たちの 闘争はいまやっと始まったばかりだ。(記事提携=蔚山労働ニュース)

▲広告塔で見下ろした姿[出処:キム・テユン]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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