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韓進重が職場閉鎖...解雇通知15日午前

釜山影島造船所など3か所を職場閉鎖、労組「死ぬまで現場闘争する」

ユン・ジヨン記者 2011.02.14 12:04

韓進重工業からの解雇通知日の2月14日、使用者側は職場閉鎖を断行した。また 使用者側は、14日の深夜12時まで希望退職時限を延長し、15日の午前中に解雇 を通知する予定だという。

韓進重工業は14日午前、釜山影島造船所と蔚山工場、大多浦工場の3か所を職場 閉鎖し、生産職労働者を含む第三者の出入を規制した。彼らは、釜山地方雇用 労働庁と釜山地方労働委員会、釜山影島区庁と沙下区庁、蔚山南区庁にそれぞ れ職場閉鎖申告書を提出している。

解雇通知が迫り、こうして韓進重工業では使用者と労組との対立が増幅してい る状況だ。14日午前5時30分頃、金属労組釜山梁山支部ムン・チョルサン支部長 と韓進重工業支会チェ・ギリョン支会長が工場の前にある高さ50MのCT-17タワー クレーン高空籠城に突入した。40日間続いているキム・ジンスク指導委員の 高空籠城に続く二番目の無期限高空籠城だ。

そのため組合員たちは高空籠城の知らせが伝えられると、直ちに非常集結し、 工場の正門とクレーン死守隊を補強して会社の用役動員と公権力投入に備えた。 これに対して使用者側も影島造船所生活館で徹夜座り込みを続けている600人程 の組合員に退去を要請し、警察に施設保護を要請した。また、正門と生活館への 警察公権力の投入を検討しているという。

一方使用者側は、14日午前まで希望退職を受け付け後、この日中に希望退職の 申請者を除く生産職労働者に解雇を通知する予定だった。だが使用者側は希望 退職時限を14日深夜12時に延長し、15日午前に解雇対象者に解雇を通知する 方針だ。

韓進重工業が解雇対象者として選んだ約400人の生産職労働者のうち、現在まで 210人ほどが希望退職を申請したという。したがって190人ほどの労働者は明日 の午後に解雇通知を受け取ることになる。すでに会社は1月12日、組合員に携帯 メッセージと郵便で解雇予告通知を発送している。

これに対して韓進重工業支会の関係者は「すでに職場閉鎖や公権力投入などは 予想されていた」とし「だがクレーンに人が上がっており、事故もあったので、 警察もみだりに入れないという立場を明らかにした」と説明した。続いて彼は 「解雇通知以後も、これに反対してとにかく現場を占拠して死ぬまで現場闘争 をするというのが現在の労組の立場」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-02-14 23:08:56 / Last modified on 2011-02-14 23:08:56 Copyright: Default

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