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韓進重が初の実務交渉、労使の立場確認

労使、「合意した内容しか言論に公開しない」… 21日10時に交渉再開

ウ・ヨンヘ記者 2011.10.21 11:55

韓進重労使が初の実務交渉で、互いの立場を確認し、10月21日に再開することに なり、今後の動きが注目される。

キム・ジンスク指導委員の85号クレーン高空籠城288日目をむかえた20日、韓進 重工業の労使が午前10時から整理解雇事態を解決するために、影島造船所本館で 向かい合った。

▲10月20日パク・サンチョル労組委員長と李在鎔韓進重工業代表理事が交渉の前に握手をしている。

韓進重工業会社側は李在鎔(イ・ジェヨン)社長をはじめ、5人が実務交渉に臨み、 労組側はパク・サンチョル金属労組委員長とチャ・ヘド韓進重支会長など5人が 位置した。

実務交渉を控えて、韓進重の労使が国会環境労働委員会の勧告案をどんな水準 で合意するのかに関心が集中している。事実上、勧告案には「1年後再就職」と、 整理解雇への言及が避けられ、「整理解雇撤回」を要求してきた韓進重解雇者 の憂慮をもたらした。

韓進重解雇者は、こうした憂慮の中でも「会社側と議論を始め、細部の事項を 協議していく」とし、10日に交渉再開を決めた。

その後、パク・サンチョル金属労組委員長と韓進重工業の趙南鎬会長が面談し 実務交渉突入に合意したが、翌日、韓進重の李在鎔社長が「新しい労組執行部 と実務交渉する」と述べ、実務交渉が難航していた。

こうした難航の中、10月20日午前10時から開かれた初の実務交渉は、午前午後 の二回進められ、午後5時頃に終わった。この日の実務交渉では、互いの立場を 確認し、実務交渉の『合意事項しか言論に発表しない』という原則に合意した という。

交渉委員として参加した韓進重支会のチャ・ヘド支会長は、交渉の総評につい ての質問に、「全般的に使用者側と労組側の立場を確認する場だった」と明ら かにした。交渉内容については、「実務交渉の冒頭に労使は合意した事実しか 言論に明らかにしないことにした。交渉の間で出てくる発言が交渉を混乱させ かねないということで意見が一致した」と言葉を慎んだ。

交渉幹事役の金属労組キム・ヨノン事務局長は、「交渉内容は言えない。明日 交渉があるが、まだ時間は決めていない。これから、使用者側交渉幹事の労務 管理チーム長と会い、時間を確定する」と伝えた。

一方、6月の1次希望バス以後、影島造船所正門を防いでいた韓進重会社バスが 韓進重労組側の要請により、4か月後の20日午前11時頃に撤収した。(記事提携= メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-10-22 10:42:05 / Last modified on 2011-10-22 10:42:15 Copyright: Default

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