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「代替バス増車はバスストライキの長期化を誘導する」

全北市民社会団体、バスストライキが終るまで座り込み

カン・ムンシク記者 2011.01.25 16:50

バスストライキが長期化する中で、全州市が代替投入してきた貸切バスを26日 から増車すると発表、全北地域の市民社会団体がこれに反対し始めている。

19の全北地域市民社会団体は今日11時、市庁の前で記者会見を開き、全州市の 貸切バス増車は、事業主に肩入れしてストライキを長期化させると明らかにした。

彼らは貸切バスの増車はその場しのぎでしかなく、不誠実な交渉を続けるバス 事業主に力を貸すものだと声を高めた。さらに、全州市はその場しのぎの乱発 をやめ、使用者側が労働組合を認めて誠実に交渉に臨むことを強制する努力を しろと要求した。

記者会見を終えた市民社会団体会員は、記者会見の内容を含む抗議書簡を市長 に渡そうとしたが、警官に阻止され小競合になった。市民社会団体会員は阻止 する理由を提示するよう要求したが、警察がこれに回答せず入口を封鎖したた め、会員たちは「市民が市庁の建物に入るのを防ぎ、書簡を拒否したと受けと める」と言って帰った。

▲普段も堅く閉じられた市庁正門

市庁のすべての門が閉じられ、請願に来た人も不便にも足の方向を変えること になった。市庁広場でバス労働者の座り込みが始まった後、市庁は完全に正門 を閉じ、請願人は裏門からしか入れなくなった。だがこの日、警官が市民社会 団体の抗議書簡の伝達を防ぐためにたった一つ残された裏門をふさいでしまっ たのだ。ある市民は元に戻りながら「市庁は何をしているのか。人を通さなけ ればならないのではないか」と憤激を放った。

▲抗議書簡伝達を警察が阻止した。

抗議書簡を渡せなかった市民社会団体の会員は、緊急に対策会議を開き、今日 からテント座り込みに突入することに決めた。彼らは市庁が市民の声を聞こう としないので座り込み以外の他の方法はないとし、バスストライキが終るまで、 無期限の座り込みを続ける立場だ。バスストライキの長期化を解決するために、 行政当局と使用者側が積極的に動けという声が高まっている中、この日の午後 3時に労使共同交渉が予定され、帰趨が注目されている。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-01-26 05:55:22 / Last modified on 2011-01-26 05:55:35 Copyright: Default

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