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「GM大宇は前向きな交渉を」

21日富平駅で決意大会を開催... 24日対策委集団ハンスト突入

ユン・ジヨン記者 2011.01.21 19:26

1月21日午後3時、富平駅前で『GM大宇車 非正規職闘争勝利のための民主労総 決意大会』が開かれた。約300人の参加者は一時間ほどの決意大会を終えた後、 市民宣伝戦をしながら大宇自動車工場正門前までデモ行進した。

今回の決意大会では、難航する労使間交渉の一日も早い再開を要求する声が何 よりも高かった。特に、GM大宇は今年、社名を『韓国GM株式会社』に変更し、 8種の新車『セボレ』を市場に発表するなどイメージ改善に向けた努力に集中し ているが、労組側は非正規職問題を解決せずイメージを改善するのはおかしい と批判している。

ハンストを31日間続けているGM大宇非正規職支会のシン・ヒョンチャン支会長は 「社名の変更には看板の交換、イベント費用などで数千億かかるといわれるが、 非正規職問題を解決せずにイメージが改善できるわけがない」と批判した。 特に使用者側は、16日からの交渉で立場を翻意し続け、信頼性が問題になっている。

シン・ヒョンチャン支会長は「交渉中に翻意するのは、常識的に言って、信義 誠実の原則を自ら否定すること」とし「われわれはGM大宇を刺激しないように 物理的な打撃も自制してきたが、使用者側は刺激し続けている」と声を高めた。 彼は続いて使用者側に「もう私たちも忍耐の限界だ。会社は前向きな立場を持っ て誠実に交渉に出てくるよう要求する」と述べた。

労使は16日から、解雇された非正規職組合員15人の復職についての交渉を始めた。 この日、使用者側は15人全員の復職を考慮するという立場を表明したが、 その後、17日と18日の交渉では復職放棄者と再下請業者労働者1〜3人の復職を 拒否し、交渉が難航し始めた。

これについて金属労組のパク・ユギ委員長は、「我々の要求は現代車非正規職 の仲間のような正規職採用ではなく、2年以上の未払い賃金を全額返せというの でもなく、単に自分たちの事業場に復帰するということだが、使用者側は色々 な理由を並べてこれを拒否した」とし「我々は3年以上、苛酷な弾圧の中で非正規職 支会の旗を掲げて支会を守ってきた15人全員を守る」と断言した。

しかしパク・ユギ委員長はこれまでの交渉について「意見は接近している」と 口を開いた。彼は「これまでの交渉、対話、労使協議形式の経験から見て、15 人全員復職は最終段階になったと判断する」と述べた。現在、労使は一方が望 めば、交渉を再開するという立場に同意している。だが現在のところ、15人の うち1人の復職を拒否する使用者側と、15人全員の復職を要求する労組側の立場 が拮抗しており、いつ交渉が再開できるかわからない。

そのため労組側は、使用者側が前向きな案を出すまで座り込みと闘争を続ける 方針だ。これにより『GM大宇車非正規職闘争勝利のための仁川地域対策委員会』 は、次の月曜から毎日10人が集団でリレーハンストを行う計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-01-23 02:36:46 / Last modified on 2011-01-23 02:36:47 Copyright: Default

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