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現代車非正規職、2次全面ストライキを予告

「独自にストライキ闘争を死守、八大要求案を復元・争奪」

チョ・ソンウン記者 2011.01.19 17:00

現代車非正規職支会は1月18日から組合員教育を行っている。18日には、蔚山第 1工場の昼夜間組の組合員教育が行われた。また、19日には支会教育館で、第2 工場の夜間組の組合員教育を進めた。

現代車非正規職支会「2次全面ストは8つの要求を前面に掲げ、支会独自の力で」

現代車非正規職支会は、組合員教育資料集で「25日間のストライキ闘争は、こ れまで現実的な理由で非正規職問題の解決法として提起されてきた『処遇改善 と段階的正規職化』を越え、『すべての社内下請労働者の即刻正規職化』要求 を全面化し、原則的な要求ほど組合員は積極的に闘争に参加することを確認し た。つまり10年間の社内下請闘争の歴史で廃棄された『非正規職撤廃』を民主 労組運動の目標にすべきだと確認した闘争」とし「25日間の工場占拠スト闘争 は、支会が独自に現代車の生産を打撃できることを確認し、闘争目標が明確な ら闘争動力が高まることを確認し、いかに労働組合の自主性が重要かを確認し た」と評価した。

続いて「25日間のストライキ闘争を中断しても、支会が貫徹しようとしたのは 『不法派遣特別交渉』を成功させ、不法派遣正規職化の成果ある合意を引き出 すこと」とし「だが4回の交渉で、使用者側は不法派遣への謝罪一言もなく、残 る三つの議題にも積極的な立場を提示せずにいる」と批判した。

また「交渉を前提に合意したドンソン企業の全員復帰は履行されず、損賠仮差 押さえは420人に拡大し、車両生産中止という理由で第1工場、第3工場非正規職 の労働者を解雇している。また告訴告発と逮捕令状が拡大し、工場の門に蛇腹 フェンスを設置して、今後の闘争を源泉封鎖するという意志を示している。時 間がたつほどに支会の組織力を損なおうとする使用者側の挑発はさらに強まる だろう」とし「現代車は支部との実務交渉で『懲戒と損害賠償訴訟撤回』では なく『懲戒と損害賠償訴訟最小化』へと要求が下がり、追加の告訴告発と損害 賠償訴訟請求をすると脅迫している。結局、交渉は懲戒最小化に帰結し、何人 かが解雇され、停職期間をめぐる議論だけが行われるだろう」と診断した。

現代車非正規職支会は「支会が2次全面ストライキをせず、今のような状況が続 けば、4つの議題を中心とする交渉で得られるのは、大量懲戒と損賠仮差押さえ の執行、支会組織力の毀損だけ」とし「もし旧正月の休暇前に4つの議題すべて に満足できるような使用者側からの提示案がなければ、支会は格別の措置を取 る」と明らかにした。

続いて「1次全面ストライキでは、支会の独自性を守れないまま、会社の弾圧に 能動的に対応できなかった。その結果、初めから掲げた八つの要求について交 渉もせず縮小した。支会は1次全面ストライキで、妥協と折衝では組織力を維持 できず、正規職化を勝ち取れなかった」とし「われわれは弾圧があれば、即刻、 不法派遣正規職化の八要求を掲げて果敢な闘争に立ち上がり、すべての社内下 請の正規職化を必ず勝ち取る」と訴えた。

支会はまた八項目の要求を勝ち取るには、支会の独自性が必要だと強調した。 「1次全面ストライキの経験から、闘争を維持できる支会独自の力がなければ、 妥協するほかはないということを知った」とし「2次全面ストライキは望もうが 望むまいが、支会の独自の力でストライキ闘争を死守しなければならない。連帯 は、闘争の中で始めて広がり、作られるためだ」と強調した。

「2次ストライキを準備し、8つの要求と支会の独自性を明確に」

19日の現代車非正規職支会組合員教育は、第1工場占拠ストライキに献身的に 連帯した現代車正規職支部のパク・ソンナク第1工場代議員が進めた。

パク・ソンナク代議員は「われわれの要求は、不法派遣撤廃、出入証を返却し て社員証を受けようということだ。闘争をしようとする者は方法を探し、闘争 を回避しようと思う者は口実を探す」とし「われわれは正規職化の夢を見るた めに第1工場を占拠ストライキしたのではない。正規職化を勝ち取るために占拠 した」と強調した。

続いて「2次ストライキを準備して揺れてならないのは八つの要求だ。『すべて の社内下請を正規職化しろ』という八項目の要求を掲げて2次ストライキを組織 しなければならない」とし「闘争は終わっていない。何の合意書も書いていな い。使用者側に要求事項を聞かれれば、皆さんは堂々と八項目の要求だと答え なければならない」と訴えた。

朴代議員は「2次ストライキは、何よりも労組の自主性を失ってはならない。こ れ以上、支部の思うままにさせてはいけない。正規職化の旗を掲げ、支会を中 心に不法派遣闘争を展開し、現代車と勝負しよう」と力強く話した。

続いて「2次ストライキは指導部がするのではない。組合員全員が力を合わせて いくことだ。2次全面ストライキのために現場組合員の良いアイディアを出して ほしい」と提案した。

現代車非正規職支会は支会教育館で19日、20日、25日、26日、27日に組合員の 教育を進め、今週末までに北区非正規職センターで2次訴訟説明会を開く予定だ。

また現場では各工場を巡回し、各事業部報告大会、20日には本館元下請決意大会 を開く予定だ。

現代車の弾圧があれば現代車非正規職支会が2次ストライキを予告している状況 で、20日、5次不法派遣特別交渉が予定されており、注目される。(記事提携= 蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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