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「自分で85号クレーンから降りる」

キム・ジンスク指導委員と共にした民主労総釜山本部決意大会

チョ・ソンウン記者 2011.01.10 09:24

「勝利と復活の新しい名前、ジブクレーン85号機」

韓進重工業整理解雇粉砕民主労総釜山本部決意大会が1月7日午後7時、 ジブクレーン85号機の前で進められた。

この日の決意大会は、キム・ジンスク指導委員の「一緒にやりたい」という 要請で、ジブクレーン85号機の下で開かれた。韓進重工業組合員と民主労総 釜山本部の組合員、進歩政党の党員、大学生が共に参加した。

キム・ジンスク指導委員の1月7日手紙

空気が良くて展望も最高で一番いいことは何だかご存知ですか? 人々がみんな米粒のように見えます。

部屋がちょっと狭いのですが、バルコニーは広いです。春になれば菜園を作り、 秋に収穫して食べようと思います。

私なりのクレーン生活規則遵守も決めました。歯磨きは偶数日だけする。洗面 はユン・ソクポム同志が結婚する日には必ずする。シャワーは祝日の日にする。 今日は洗濯ロープを張って洗濯物を乾しました。

皆さんの中に35メートルのクレーンの上で焼きイモを食べた方はいらっしゃい ますか? 多分、ミョンバギもやったことはないでしょう。

今朝は下から呼ばれて大騒ぎになるまで朝寝坊をして、多くの人が驚きました。

それだけ私たちの傷は深くつらいものです。8年間、一度もジュイク氏の名前を ゆったりした気持ちで呼んだことはありません。

誰かがキム・ジュイクと発音した瞬間、対話はそこで切れました。

私は今、ジュイク氏が座っていた席に座り、一日を送ってジュイク氏が横たわっ た場所で横になって寝て、ジュイク氏が生前、最後に見た世の中の姿を見ています。

そして私はジュイク氏ができなかったこと、とてもやりたかったのに、結局 できなかった自分の足でクレーンを降りて行くことを必ずするでしょう。

ですからこの85号クレーンがもう死ではなく、もう涙ではなく、もうつらく いらいらする悲しみでなく、勝利と復活になるように私の全力をつくします。

2011年1月7日キム・ジンスク

民主労総釜山地域本部のキム・ドゥルレ宣伝局長は、1月7日に作成されたキム・ ジンスク指導委員の手紙を朗読した。手紙を朗読したキム・ドゥルレ宣伝局長 は、「キム・ジュイク」という名前の前で喉が詰まり「私はジュイク氏ができ なかったこと、とてもやりたかったのに、結局できなかった自分の足でクレー ンを降りて行くことを必ずする」というキム・ジンスク指導委員の決意の前で、 とうとう大声で泣いてしまった。

キム・ジンスク指導委員は千の批判より、その小さくかよわい身でクレーン 高空籠城をし、整理解雇粉砕闘争の展望を提示した。そしてクレーン高空籠城場 から降りてきた手紙は、韓進重工業組合員1100人の暖かい心に届き、小さく 丸い涙になって、それは問いになって方法を見つける行動になり、違いの中で 協力を生み出す力になった。

「韓進の組合員を生かすことがキム・ジンスク同志を生かすこと」

韓進重工業のチェ・キリョン支会長は、闘争発言で「昨日から色々な意見が出 ている。団結した隊伍が乱れないか心配になる。キム・ジンスク同志が、85号 クレーンを選んだのは、分裂せず団結しろという意味だ。支会長として、この ような状況になったことに無限の責任を感じる」とし「現場から上がってくる 多くの意見をすべて受けとめたい。キム・ジンスク同志が上で闘い、下では われわれ組合員の仲間たちが熱心に闘争しよう。現場の意見をすべて受け止め、 この闘争を勝利に導く」と決意を明らかにした。

民主労総釜山本部の運営委員たちは、「キム・ジンスク同志が上がったという 知らせ聞いてとてもあわてた。しかし、落ち着こうと考えて、キム・ジンスク 指導委員が『高層アパートに引っ越したんだ』と思うことにした。引っ越した なら、引っ越し祝いをしなければならず、引っ越し祝いのプレゼントを準備し なければならない。引っ越し祝いのプレゼントは、韓進重工業組合員を生かす ことだと思う」とし「拍手で引っ越し祝いをしよう。韓進の組合員を生かすこ とがキム・ジンスク同志を生かすこと」と訴えた。

金属労組釜山梁山支部のムン・チョルサン支部長は「現場から提起される色々 な意見が分裂のように見られるのは整理されなければならない。キム・ジンス ク同志が上がったのは分裂の芽を早期に摘むという意志だと私は解釈する」とし 「三つを注文する。第一に、この闘争を内部分裂でつぶさないでほしい。第二 に、韓進資本が整理解雇を発表し、生きている者と死んだ者に分断しても、決して 動揺しないようにしよう。第三に、キム・ジンスク同志を孤独にさせないように 地域の金属労組支会、民主労総釜山本部組合員の仲間たちが責任を持とう。 希望を作る85号ジブクレーンにしよう」と訴えた。

発言の間にウ・チャンス労働歌手の歌公演と釜山ダンスチームのユルトンの 公演が続いた。

民主労総釜山本部のユン・テックン本部長は「整理解雇粉砕闘争の勝利の条件 が備わっている。釜山本部が元気良く戦いに参加し、進歩政党と市民団体が 連帯している」とし「民主労総はすべてを賭ける。産別代表者会議ですべてを 賭けると宣言した。進歩政党、市民団体が戦うといっている。地域本部の力が 不足なら、嶺南圏を組織する。これでも不足なら、民主労総全体を組織する。 整理解雇粉砕闘争に民主労総がすべてを賭けて連帯する」と宣言した。

ジブクレーン85号機の上で、キム・ジンスク指導委員は決意大会を見守り、 拍手して手を振ってくれた。この日の決意大会は、キム・ジンスク指導委員への 連帯の叫びと拍手で終わった。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-01-11 01:28:48 / Last modified on 2011-01-11 01:28:49 Copyright: Default

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