蔚山プラント労組がストに突入

S-OIL新設工事、プラント業者の職場閉鎖に対抗してストライキ

蔚州郡温山邑のS-OIL SEP新設工事現場にある6つのプラント企業が労組の怠業 に対抗し、8月7日から職場閉鎖に入り、9日にプラント建設労組蔚山支部組合員 900人余りをはじめ、非組合員を含む約1400人の労働者の現場出入が統制された。

この日、S-OILの工事現場には電気、保安、土木関連者と現場管理者を除くプラ ント労働者の出入が全面統制され、事実上作業がほとんどなされなかった。

一方、プラント建設労組蔚山支部は使用者側の職場閉鎖に対抗して、同日スト ライキに突入した。労組はこの日、S-OIL SEP蔚山工場正門と3部も正門の前で 『賃金団体協議争奪および要求宣伝戦』等を持った。

プラント労組蔚山支部は7月27日に釜山地方労働委員会の調整中止決定があり、 7月28日から怠業に入った。プラント企業が1日に職場閉鎖動きを見せると、労 組は2日から二日間怠業を中断したが、交渉が進まずまた4日から怠業を行った。 蔚山プラント労使は4月14日から10回余りの交渉をしたが意見の差を狭められず にいる。

労組はS-OIL SEP新設工事現場7つの業者を相手取って、△労組幹部の現場出入 保障、△現場内労組掲示板設置、△現在元旦、秋夕の二日しかない有給休日を 麗水、光陽、浦項、忠南プラント企業等(18日)と同じ水準に拡大、△組合費の 源泉徴収のための作業者リスト通知を要求して交渉を行った。(記事提携=蔚山 労働ニュース/編集=チャムセサン)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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