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ドンヒオート「巨大資本との戦い、自信がわいてきた」

27日現代起亜車本社前200人がキャンドル文化祭開催

ユン・ジヨン記者 2010.07.28 10:11

7月27日午後7時、良才洞現代起亜車本社の反対側は、200人ほどの人々で埋め尽 くされた。野宿16日になるドンヒオート労働者と連帯するためにキャンドル文 化祭に参加した人々だ。

また、27日の午後には全国各地の現代起亜車販売店前で同時多発1人デモが行わ れた。『鄭夢九が出てこい』というプラカードを持って1人デモをする人々は、 座込み場を守っている7人の組合員の声を全国各地に伝えた。

まだ座込み場の前には用役と官製集会を続ける使用者側職員が陣を敷いている とはいえ、久しぶりにドンヒオート労働者たちは連帯団体の支持と連帯で孤独 でない日だった。

「巨大資本との戦い、連帯する仲間のおかげで自信がわいた」

イ・ベギュン、ドンヒオート社内下請支会長はキャンドル文化祭で「初め7人の 組合員で現代起亜車に立ち向かうのは、あまりに相手が大きく恐ろしかった」 と告白し「だが戦ってみると使用者側の幼稚なやり方を目撃し、特別なことで はないなと思った」と話した。

続いて「今日1人デモをしてくれた仲間たちと、ここに集まった仲間たちのおか げで、その道が少し遠くても、最後まで見届けなければならないという自尊心 と自信がわいてきた」とし「はじめ、5〜60代の警備との体当たりにも恐れをな してした組合員が、今は何十人の用役が走ってきてもしっかり戦っている」と 笑った。

実際にドンヒオートの組合員を支持する人々の動きは増え続けている。7月27日、 全経連のホームページには『鄭夢九が出ろ』というプラカードを持って認証 ショットを写した人々の掲示物で埋め尽くされた。ソウル地域をはじめ大邱、 忠北、忠南、仁川、水原など全国各地の現代起亜車販売店前で1人デモをしてい る姿だった。彼らは座込み場を守る7人の組合員の代わりに、全国に組合員の声 を知らせた。だが全経連側は7月28日朝、関連掲示物をすべて削除した。

キャンドル文化祭に参加した連帯団体の発言も続いた。民主社会のための弁護 士の会のクォン・ヨングク弁護士は「鄭夢九会長が2009年に株式配当で受け取っ た金は、少しどころか333億だ。これは労働者が1年に3700万ウォンを受け取る としても、900年働かなければ受け取れない金」と説明した。

続いて「これは資本が人間を搾取する構造を如実に示すもので、その搾取の鎖 を切るのは非正規労働者闘争だ」と強調した。

キャンドル文化祭ではキム・ソンマン、リュ・グムシン、チ・ミンジュなどの 民衆歌手をはじめ、律動グループの公演とオ・ドヨプ詩人の詩の朗読も続いた。 連帯公演に参加した鉄道の歌グループは、「2009年度に鉄道公社で350人の非正 規職を整理解雇する時、ドンヒオート組合員が駆け付けて連帯してくれたが、 今では連帯することになり申し訳ない」と伝え「本当に社長のドンヒオートの 鄭夢九と鉄道公社の李明博に対抗して力強く戦おう」として意志を表わした。

ドンヒオート労働者の座り込みと闘争は、巨大資本と下請け業者労働者の戦い だけに、『小人とゴリアテ』の戦いと較べられた。だが組合員のしっかりした 戦いは、連帯の範囲を広げ、結局これに負担を感じた下請け業者が6年ぶりに対 話を要請するという成果を上げた。

イ・ベギュン支会長は「私が属する下請け業者で労使協力増進のための懇談会 を開こうと言って、忠南支部に文書を送ってきた」と説明した。

続いて「だが懇談会に誠実に臨むから座込み場を撤収しろという但書条項もあっ た」とし「非正規職問題に私たちが納得できる回答を持ってくれば懇談会に応 じ、座込み場も撤収すると答えている」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-08-08 13:34:33 / Last modified on 2010-08-08 13:34:35 Copyright: Default

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