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ドンヒオート組合員15日釈放、『労使交渉』問題は未解決

政党、人権、労働、市民社会団体など『人権蹂躙』糾弾に立ち上がる

ユン・ジヨン記者 2010.07.15 17:41

7月13日、使用者側との直接交渉を要求して座り込みを行い、連行されたドンヒ オートの組合員たちは15日に釈放されたが、連行過程での使用者側、用役、警 察の非人権的な扱いは相変らず論議の的だ。

人権団体連席会議、民主労働党、進歩新党、文化連帯など62の政党、労働、人 権、市民社会団体は15日午前11時、良才洞の現代起亜車本社前で用役チンピラ と暴力警察を動員した使用者側の非正規労働者弾圧を糾弾する記者会見を行った。

人権団体と市民社会団体までがドンヒオートの非正規職労働者に目を向けた理 由は、やはり使用者側の『人権蹂躙』がその理由だ。労働者の基本的な権利で ある『交渉権』のために現代起亜車本社に訪問した組合員に対し、使用者側は 用役業者を雇い、暴力を続けた。

野宿座り込みをしていた組合員に放水銃を撃ち、ヘッドライトで照らし、排気 管の媒煙を吹き掛けるなど、12日の夜から13日朝まで用役職員のいじめは続い た。そして13日の午後、瑞草警察署は組合員を集示法違反で連行した。

記者会見団は「非正規労働者闘争の現場のあちこちで悪質資本-用役チンピラ- 暴力警察の3角コネクションが猛威を振るっている」とし「今日の記者会見を始 め、政党、労働、人権、市民社会団体が現代起亜自動車資本に対し強力かつ粘 り強い闘争を始めることを明言する」と明らかにした。

また彼らは、△使用者側はドンヒオート社内下請労働者に対し、使用者である ことを認めて即刻交渉を始めること、△使用者側はタイムオフ制を利用した労 組抹殺策動を即刻中断すること、△警察は用役チンピラの暴力行為を厳しく処 断して、不法連行責任者を処罰しろという三つの要求を発表した。

一方、13日に連行されたドンヒオート組合員たちは、連行後、警察の暴力連行 を糾弾してハンストを行っていたが、15日昼12時頃に釈放された。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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