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KBSつぎはぎ放送...ストライキの影響で放送混乱

芸能PD、「笑いが爆発するまでしっかり闘かう」

チャムセサン 2010.07.14 12:53

KBS新労組の全面ストライキが3週間目に入り、KBSの看板芸能番組と時事教養 番組の混乱がますます拡大している。

KBS時事教養番組〈世界は今〉が先週から他の番組で使い残した撮影などを再編 集して放送しており、〈追跡60分〉は今週は放送ができなくなって自然ドキュ メンタリーを放送する。〈環境スペシャル〉は過去の放送を再編集して放映す る予定だ。

また、すでに〈メディア批評〉も先週から「対談」形式に変え〈消費者告発〉 も今週の放送を外部の人物の座談に変更、〈感性ドキュメンタリー未知数〉も 正常に放送ができず代替編成が不可避のようだ。

KBS本部は「先週まではすでに撮影した物量が確保されていたので視聴者が皮膚 で感じるような放送の混乱は起きなかったが、該当番組を製作するプロデュー サーのほとんどがストライキに参加しているから累積した撮影物量が枯渇する 来週からは、つぎはぎ放送と欠放などの放送の混乱がさらに深刻になる」と明 らかにした。

一方、今回の全面ストライキに大挙参加したKBS芸能制作局所属のPDはこの日 (7月13日)の集会で、使用者側の不法代替人材投入を強く批判した。芸能PDたち は声明書で「業務に復帰した芸能PD組合員がたった1人もいないのに、今週末か ら、すべての芸能番組が正常化するという記事が出回っている」とし「合法的 ストライキに代替人材を投入する使用者側の行為は明白な不当労働行為であり、 彼らは自ら不法を行っていることを告白している格好」と非難した。

芸能PDたちは「バラエティー精神は、視聴者がどっと爆発する笑いが出るまで 粘り強く撮って撮ってまた撮ること」とし「ストライキに参加した組合員から 笑いがどっと爆発するまでしっかり闘争する」と付け加えた。

KBS新労組は12日、週末芸能バラエティー番組に外注PDを投入して番組を製作、 一部の教養番組では外部人材に取材を任せ、必ず『法的責任を問う』という声 明を発表した。芸能制作局所属の組合員も同日、別途の声明でKBS使用者側の代 替人材投入を糾弾した。

また、13日には芸能時事教養番組の編集製作に外注社PDなどの代替人材を投入 したKBS使用者側に対し、KBS新労組が代替労働禁止仮処分申請を出すことにし たと明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-07-15 13:51:26 / Last modified on 2010-07-15 13:51:27 Copyright: Default

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