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「バラエティー精神」でKBSストライキに勝利する

KBS芸能番組に代替人材投入...新労組、『不当労働行為』と反発

チャムセサン 2010.07.12 16:23

KBS経営陣の芸能番組代替人材投入に対し、KBS新労組と芸能局組合員がバラエ ティー精神は決して代替できないとし、集団で反発している。

7月12日、KBS新労組によれば、週末芸能バラエティー番組に外注PDを投入して 番組を製作、一部の教養番組では外部人材に取材を任せている。某地域総局で は、ストライキ期間中に外注プロダクションに製作を任せていると明らかにした。

KBS新労組はこうした使用者側の行為が『争議期間中、当該事業と無関係の者を 採用、代替したり、請負、外注することを禁止』する労働組合および労働関係 調整法に違反する不当労働行為だという。

一方、芸能番組代替人材投入に対しては、KBS芸能局の組合員も反発している。 芸能局の組合員たちは12日、別途声明を出した。

この声明で、責任PDを除く大部分の芸能PDがストライキに参加しているので、 「正常放送」をするということは代替人材を投入しなければ不可能だと指摘し た。「残っている数人の責任プロデューサーだけでその複雑なバラエティーを 正常化させるのは不可能であり、結局彼らのカードは代替人材投入だった」と し「合法ストに代替人材を投入する使用者側の行為は明白な不当労働行為で、 彼らは自ら不法を行っていることを告白している形」と批判した。

声明は「80年以上のKBS韓国放送の歴史で、芸能局という工場が止まったのは今 回のストライキが初めて」とし「この2年間のKBSは、国民の放送ではなく政権 の放送だった。国民を笑わせる芸能PDとして、国民を軽んじる放送は耐えられ なかった」とストライキ参加の理由を述べた。

また、「私たちには『バラエティー精神』がある」とし「国民すべてに愛され るKBSの公益的芸能は、数十年間多くの芸能PDが多くの夜を明かして『バラエ ティー精神』一つで構築してきた成果」と自評した。続いて「代替人材投入が 数十年間の『バラエティー精神』を白眼視し、合法ストをなんとか阻止しよう とする使用者側の苦闘だと規定して、決して座視しない」と明らかにした。

彼らはKBS経営陣に対し、不法な代替人材投入を中止しろとし、「創造性、 そしてバラエティー精神は、決して代替できない」と主張した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-07-13 16:02:17 / Last modified on 2010-07-13 16:02:18 Copyright: Default

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