本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:亀尾KEC用役投入、職場閉鎖を断行
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1277911297285St...
Status: published
View


亀尾KEC用役投入、職場閉鎖を断行

[金属労働者] 30日未明奇襲的に断行…座り込みテント撤去、女性組合員監禁

キム・サンミン(金属労組宣伝部長) 2010.06.30 10:56

6月30日午前2時、亀尾KEC使用者側が用役約400人を奇襲投入し、KEC支会(支会 長ヒョン・ジョンホ)座り込みテントを撤去して、座り込みをしていた組合員を 強制解散させた。会社はまた、午前3時付けで職場閉鎖を断行した。

男性約300人と女性約100人で構成された用役は、座り込み者たちを工場の外に 追い出し、寄宿舎にいた女性組合員約100人を外に出られないように監禁してい るという。用役との衝突の過程でKEC支会のヤン・テグン副支会長が気絶して、 病院に運ばれたという。

9時現在、亀尾支部とKEC支会所属の組合員約500人がKEC工場正門に集まり用役 と対峙している。支部によれば、工場の近くには警察も多数配置され、衝突が 発生すれば組合員を連行する態度を見せているという。

KECの職場閉鎖はストライキ参加組合員だけを対象に行われ、会社は『30日は有 給処理するから出勤せず翌日から出勤しろ』と指示したと言う。慶州ヴァレオ・ マンドのように職場閉鎖を続け、懐柔と脅迫で組合員を分裂させようとしてい るものと見られる。

会社は2010年の賃金団体協議で販売営業組織分離による雇用不安問題と労働基 本権問題に対する支会の要求を無視し、誠意のない交渉を続けてきた。そのた め支会は金属労組指針に従ってストライキ闘争を展開し、先週21日から今週ま で、全面ストを行っていた。

亀尾支部とKEC支会は工場の外にテントを設置して闘争を続ける計画で、具体的 な対応方案を立てている。一方、労組は29日に中央争議対策委員会を開き、7月 2日『KEC支会闘争勝利のための金属労組決意大会』をKEC工場で開くことを決めた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-07-01 00:21:37 / Last modified on 2010-07-01 00:21:38 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について