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現代ハイスコ支会、13年ぶりにスト手続き

[金属労働者]ストライキ賛否投票93.3%で可決…28日順天と唐津で共同決意大会

ソン・サンヨン(金属労組光州全南支部教宣部長) 2010.06.30 09:17

現代ハイスコの労働者たちが労働基本権を死守するために13年ぶりにストライ キ闘争に立ち上がった。6月28日午後3時、現代ハイスコ順天支会(代表支会長イ・ ドンウ)が現代ハイスコ唐津支会(支会長首脳(頂上、正常)だけ)と共同で、順天 工場の前で決意大会を開いた。

▲6月28日現代ハイスコ順天工場で現代ハイスコ支会総力闘争決意大会が順天と唐津両支会の組合員が参加して開かれている。

この日の決意大会で両支会長とイ・ドンウォン副支会長、ファン・ボジン事務 長が削髪式を行い、賃金団体協議と専従者問題などでは退けないという強硬な 立場を表明した。

順天支会のイ・ドンウォン副支会長は「会社側は改悪労組法を理由に09年の労 使合意も無視して交渉にも参加しない。6月9日にはソウルのハイスコ本社抗議 訪問も行い、交渉委員の徹夜座り込みもしたが、会社側からは返事がない」と 会社側の無誠意な交渉態度に不満を表出した。

会社側の交渉態度について支会は6月4日の争議対策委員会会議で、闘争指針を 決めている。順天と唐津共同で21日から23日まで行われた争議行為賛否投票で は、543人の組合員の97.2%にあたる528人が投票し、493人が賛成した。93.3% の圧倒的な賛成率だ。

これに対してイ副支会長は、「組合員の不満と怒りがそれだけ高いことを示す ものだ。この機会に支会専従を削減し、労働組合を弱めようとしていることに 対し、組合員が闘争で突破することを決意した」と説明した。

イ・ドンウ代表支会長は「23年間、積み重ねた労働組合だ。もしここで押され れば、福祉、労働条件、賃上げも保障されない87年以前に戻るだろう。今年は どの年よりも闘争の力が必要で、退くことができないという覚悟で勝負しなけ ればならない」と声を高めた。

この日の決意大会には、金属労組のキム・ボンユン副委員長が直接参加し、組 合員を激励した。また現代ハイスコ非正規職支会も参加し、闘争に力を貸した。

すでに支会は24日に唐津支会決意大会、27日に全幹部出勤闘争、28日に組合員 全員決意大会を行った。29日には全幹部ストライキに突入した。支会は使用者 側の不誠実な交渉と、09年に合意した補充要求の懈怠が続けば組合員全員が 全面ストライキをする計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-07-01 00:20:44 / Last modified on 2010-07-01 00:20:46 Copyright: Default

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