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現代車賃闘出征式「休暇前妥結を目標」

昼間連続2交代制「実現の可能性を最優先に」

チョ・ソンウン記者 2010.06.25 08:45

全国金属労働組合現代自動車支部は6月25日午後5時30分、現代車蔚山工場本館 の芝生で「2010賃闘勝利のための組合員全員出征式および決意大会」を開いた。 この日の出征式には現代車組合員約3000人が参加した。

共同現場組織委員会出帆式「昼間連続2交代制の完全争奪が一番重要」

賃闘出征式の前に現代車支部4期共同現場組織委員会の出帆式が開かれた。共同 現場組織委員会のチェ・ビョンド共同議長は「李明博政権は、交渉窓口単一化 などの改悪労組法、タイムオフをかっぱらいで通過させた。また起亜車支部は 総資本と総労働の一勝負闘争を行っている。李明博政権は労働者に譲歩を強要 するだけだ。それだけ現代車賃闘出征式が重要だ。昼間連続二交代制完全争奪 が今年の闘争で一番重要だ。起亜車支部が労働基本権死守闘争の先頭に立つよ うに、現代車支部は全労働者を代表して、昼間連続2交代制完全争奪のための重 要な位置にある。今年の闘争で、安定した物量確保と昼間連続2交代制を完全に 勝ち取らなければならない。共同現場組織委員会が闘争の先頭に立つ」と決意 を述べた。

2010賃闘勝利のための組合員全員出征式「休暇前の妥結が目標」

金属労組のパク・ユギ委員長は「起亜資本は7月1日からの専従者賃金支給禁止 を通知した。組合車両も返却しろという。油類費も支給をやめ、労組宿舎も返 却しろという。組合員教育も無給処理するという。家族には脅迫文を送った。 この機会に労組の種を断つことがタイムオフの実体で本質だ」と暴露した。

続いて「政府と資本はタイムオフで民主労組運動の根を抜こうと飛びかかって いて、その標的として起亜、金属労組に照準が合わされている。労組活動を会 社の統制権の中に置こうとしているのだ。指導部はどんな犠牲を払っても労働 基本権の死守と昼間連続2交代制を完全に勝ち取る」と話した。

また「現在85の事業場が『現行維持』に合意した。6月のストライキは地域支部 中心にストライキを維持してきた。今、未妥結事業場を中心に現代、起亜、GM 斗山グループなどが闘争隊伍に合流し、6月のストを凌ぐ隊伍が労働基本権死守 全面ストライキ戦線を続ける」と闘争計画を明らかにした。

現代車支部のイ・ギョンフン支部長は組合員に対し、賃闘勝利のための一糸不 乱な体系を作るために積極的な団結と、昼間連続2交代制争奪への組合員の関心 と協力、そして労組に対する信頼を要請した。

続いて「賃闘と昼間連続2交代制は分けて進める。実現の可能性を最優先として 2交代制を成功させていく」と明らかにした。

イ・ギョンフン支部長は「今年の賃闘は、夏休み前の妥結を1次目標にする」と し、「そのために不必要な交渉は進めず、組合員が納得できる案が出てくれば 決断できる」と述べ「組合員を欺いたり愚弄すれば、休暇後に強力な闘争を展 開することになる。4万5000組合員の名で明言する」と話した。

「とても我慢できず1人デモをすることになりました」

一方、賃闘出征式の片隅では、軽合金5工場のハン・ギヨン組合員が1人デモを 行った。ハン・ギヨン組合員は「同僚への文」で「最近、軽合金5工場で管理者 たちが『妻をサシミにしてやる、中国人に100万ウォン払って会社の外で殺す』 と言い倉庫で暴行して特別勤務禁止覚書を書く状況に至った。とても我慢でき ないので1人デモをすることにした」と述べた。ハン・ギヨン組合員は『悪質 班長を即刻転換配置しろ。組合員線引き、馴らし現場弾圧を中断しろ』と要求 した。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-06-26 21:57:31 / Last modified on 2010-06-26 21:57:35 Copyright: Default

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