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民主労総、23日にソウル普信閣で総力闘争

最低賃金現実化、労働基本権などを要求

キム・ヨンウク記者 2010.06.22 12:44

民主労総は6月23日午後4時、ソウル市鍾路普信閣の前で5千人以上の全国労働者 大会を開く。民主労総は22日に記者会見を行い、「切迫した気持で労働者大会 を開く」とし「民主労総所属全組織のうちストライキができる組織はストライ キ闘争で、集会に出席できる組織は平和なデモ行進で、地域と事業場は独自の スケジュールで総力闘争を始める」と発表した。今回の総力闘争は、最低賃金 の現実化、労働部の一方的なタイムオフ適用、労働基本権抹殺、政府の全教組-公 務員失脚などに対し総体的に対抗する闘争で、民主労総も今回の闘争を強く展 開する態勢だ。

民主労総のキム・ヨンフン委員長は、「明日から7月に続く核心的な総力闘争の 計画で、労組法全面再改正に対する闘争と、地方選挙ですでに現れた民心に逆 行する全教組-公務員公安弾圧、韓国社会の最大の問題である社会二極化の解消 と、庶民経済を生かす最低賃金現実化闘争の火ぶたを切るストライキ闘争と都 心での集会デモを計画中」と明らかにした。

民主労総は、「政府当局が集会・デモ・結社の自由さえがんじがらめにしよう として、警察は拷問まで行う惨憺とした時代だが、民主労総は決して退かない」 とし「保守与野党が政治的な利権争いに埋没し、ワールドカップの熱気に遮ら れて労働基本権弾圧が注目されなくても、民主労総まで静まってはいられない」 と明らかにした。

民主労総は続いて25日には最低賃金引き上げのための民主労総決意大会を開催 し、29日にもさらに大きな規模の集中闘争を開催する計画だ。

パク・ユギ金属労組委員長も「明日の民主労総集会は、京畿圏以上の首都圏の 組合員はストライキ隊伍が参加、その他は拡大幹部以上が首都圏に集中する予 定」とし「明日の夕方に全体集会が終われば、午後7時に500人以上の事業場の 代表者会議を開き、7月の闘争計画を確定する計画」と明らかにした。パク・ユ ギ委員長は「6月中に合意できなければ起亜はすでに会社が専従者賃金を支払わ なくても何か月かかっても、けりがつくまで闘争する」とし「賃金を受け取ら ない状態でこの戦いを進める。タイムオフ制が労使の平和を実質的に妨害する 悪法としての機能を十分に示している。各事業場で労使の自主的な交渉を妨害 する労働部が既存の方針を撤回しなければ産業平和はない」と要求した。

公務員労組のヤン・ソンユン委員長も「昨日の民主党ワークショップで公務員 労組との労使関係をどうするのか問題提起した」とし「中央政府との役割を期 待することが難しく、公務員労組と地方政府がどんな方向で民主的な労使関係 を構築するのかを計る出発点なるだろう」と明らかにした。

保健医療労組のナ・スンジャ委員長は、「使用者たちが労働部のタイムオフ・ マニュアルにより、ひどい改悪案を準備して提示している」とし「唯一団体交 渉を削除しようという内容、タイムオフ有給免除限度時間に専従者以外にも非 専従、組合員活動の時間まで入れようと言い使用計画を提出、承認まで受けな ければならないという内容など、ひどい改悪案を持ってきた」と非難した。ナ 委員長は「労働部が労使関係を破綻させ、交渉を破局に追いやる法的根拠のな いマニュアルだが、使用者はそれが法であり、指針であるかのように進めてい る」とし「労組抹殺、無力化するタイムオフ制を現場闘争で突破する予定」と 明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-06-23 05:10:36 / Last modified on 2010-06-23 05:10:38 Copyright: Default

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