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同徳女子大清掃労働者、全員雇用継承、勝利

労組、同徳女子大、用役業者3者交渉...元請使用者性認定

キム・ヨンウク記者 2010.06.02 13:26

5月31日の再契約を前に集団解雇危機に置かれた同徳女子大清掃労働者が、新規 用役業者で働き続けることに6月1日午後に合意した。公共労組ソウル京畿支部 と同徳女子大支会の関係者は、元請の同徳女子大事務局長、教務処長と用役業 者役員による3者交渉をこの日の午後5時から行い、清掃労働者全員を雇用継承 することに合意した。

[出処:資料写真]

クォン・テフン公共労組ソウル京畿支部組織部長は「労組が総長室を占拠する など強く抵抗したため、昨日元請の同徳女子大所長団会議で労組の立場を受け 入れ、前向きに対応して妥結に至った」とし「元請使用者も交渉の場に出てき て事実上、元請使用者性を認めたも同然だ」と交渉の過程を説明した。

今回の合意は現在働いている労働者を全員雇用継承する代わりに新規採用人員 を調整することにした。当初、使用者側が解雇すると明らかにした労働者には、 猶予期間をおくことで合意した。労使はまた、新しい用役業者と賃金-団体交渉 を進めることに合意し、元下請すべてが労組を認めた。

クォン・テフン組織部長は「今回の解雇闘争過程は最初から最後まで元請が行っ たこととして元請圧迫闘争をし、雇用継承に合意できた」とし「今後も元請が 深く介入する賃金や労働条件闘争でも元請使用者性を認めさせる闘争をする」 と明らかにした。

同徳女子大清掃労働者は、5月26日に新規外注業者の(株)大韓安全管理公社が採 用説明会で採用人員5人を減らすと発表し、少なくとも5人が解雇の危機に置か れていた。

昨年8月31日、美化労働者たちは労働組合を結成した後、同徳女子大との団体交 渉で雇用安定と労働条件改善、そして賃上げを勝ち取った。だが同徳女子大は 新規外注業者との契約で、集団解雇を事実上ほう助し、論議になっていた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-06-04 02:44:02 / Last modified on 2010-06-04 02:44:03 Copyright: Default

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