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錦湖タイヤ労組597人請負化に暫定合意

財閥の経営失敗また労働者が犠牲

キム・ヨンウク記者/ 2010年04月01日17時37分

金属労組錦湖タイヤ支会は4月1日に会社側との間で賃金、団体交渉に暫定合意 した。錦湖タイヤ労使は、この日の22次本交渉で、△基本給10%削減、5%返却、 △賞与金200%返却、△193人整理解雇留保、△597人段階的請負化、△ウォーク アウト卒業時まで賃金凍結、△現金性手当て一部削除、△ウォークアウト卒業 時まで福利厚生中断および廃止などに暫定合意した。暫定合意した案は組合員 説明会と支会、金属労組合意案審議手続きを経て、組合員賛否投票の手順を踏む。

今回の交渉は会社側がウォークアウトという刀の柄を握った状態で、労組は多 くを譲歩したと評価される。何よりも193人の整理解雇留保で597人の段階的な 請負化を認めたのは、今後、労組にも大きな荷物になるものと見られる。請負 転換は、非正規職を受け入れたことで労働者内部の階層と分割につながる。こ れは、新規採用がなくなって労組の力も無力化することを意味し、構造調整に 反対する闘争はさらに難しくなる。実際、会社側は終盤の交渉の過程で整理解 雇対象者193人に就業規則遵守確約書を個別に提出するよう要求した。193人に は労組の元幹部や現場組織活動家が多く、彼らの活動を封鎖し、労組の無力化 を狙ったといわれている。

当初、錦湖タイヤ社側が出した構造調整案は、基本給20%、賞与金200%削減、 1199人解雇および請負化だ。生産職4100人のうち30%近い人材構造調整と30%の 賃金削減案だった。こうした社側の構造調整案は、企業正常化の不可欠な構造 調整ではなく、パク・サムグ錦湖グループ一家の所有権を確保するための構造 調整だという非難が激しかった。財閥一家の誤った経営と投機的態度が産んだ 経営失敗の責任論が起こったが、会社は退かなかった。

労組は4月1日、ストライキに突入した後に交渉で破局を防いだが、生産職の 10%近い非正規職化を受け入れ、追加の構造調整の暇を開いた。分社、外注化、 アウトソーシングなどの構造調整は、次の段階の構造調整を伴うためだ。また、 整理解雇を留保した状態で実際に会社が雇用維持の努力をするかも未知数だ。

また、労働界の一部には今回の合意は性急だという指摘もある。金属労組の4月 総力闘争と日程を合わせ、もっと強力な闘争が必要だったという。昨年の双竜 車事態以後、労組の強硬闘争がむしろ共倒れの道に進むという政府と財界の憂 慮とは反対に、錦湖タイヤは双竜車とは状況が違うという展望も多かったためだ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-04-04 09:59:06 / Last modified on 2010-04-04 09:59:12 Copyright: Default

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