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「フランス大使さん、ちょっと会いましょう」

ヴァレオ空調コリア労組、フランス大使館の仲裁面談を再催促

カン・ジョンジュ(金属労組) 2010.12.15 11:02

冷たい風の中、大使館の前を守って50日余り、金属労組忠南支部ヴァレオ空調 コリア支会(支会長イ・テクホ)が12月14日にフランス大使館の参事官と面談し た。この面談で支会は、事態解決のためにフランス政府の仲裁の努力と駐韓 フランス大使との面談をまた要求した。

▲イ・テクホ支会長とパク・ユスン労組企画室長がフランス大使館参事官と面談するために大使館に入る。[出処:金属労働者カン・ジョンジュ]

支会は11月17日、フランス大使館側にヴァレオグループが行った天安工場閉鎖 措置の不当性を知らせる書簡を渡した。また書簡で事態解決のためにヴァレオ 本社が直接対話するようフランス政府の仲裁の役割を要請した。だが大使館側 は1か月たっても回答していない。これに金属労組(委員長パク・ユギ)は12月9日、 文書を通じて書簡に対する答弁を聞く面談を要請した。

労組は文書で13日に面談を要請したが、当日まで何の回答もなく、12月14日午前、 直接フランス大使館を訪問した。この日も大使館側が面談を拒否し、小競合を した末、午後12時に大使館政務課のピエール・ムシ参事官と面談をした。面談には パク・ユスン労組企画室長とイ・テクホ支会長が参加した。

▲ヴァレオ空調コリア支会は10月27日から50日ほど、フランス大使館前で野宿座り込みを進めている。[出処:金属労働者カン・ジョンジュ]

イ・テクホ支会長は「労働者全員を集団解雇するなどヴァレオ社が社会的責任 を放棄している。これに対してフランス大使が積極的に介入し、労使間の仲裁 役をしてくれるよう要請した」と伝えた。そのためのフランス大使との直接の 面談も要請した。これについて参事官は「支会の書簡は政府に伝えるが、まだ 回答を受け取っていない」とし「個別企業の事案に政府が立場を出すのは難し い。面談要請は大使に伝える」と答えたという。

労組の朴室長は「金属労組は一方的な資本撤収を犯罪行為と見ている。これは 個別企業の問題ではなく、民主労総、国際金属労連などのように問題提起する ほかはないという立場を伝えた」と話した。労組は野党の国会議員など多様な 方法を動員して、国内の政府を圧迫し、フランス大使との面談も継続的に要請 する計画だ。(提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-16 02:46:43 / Last modified on 2010-12-16 02:46:44 Copyright: Default

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