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「警察はバス会社泥棒から捜査しろ」

民主労総全北、2次総力決意大会...バス公営制を要求

チャムソリ編集チーム 2010.12.15 09:22

民主労総全北本部は12月14日、全州市庁広場で全北バス・ストライキ闘争勝利 のための第2次総力決意大会を力強く進めた。

バス労組をはじめ全北本部組合員役700人は、決意大会で苛酷な寒さの中、バス 労働者の人間らしい暮らしを争奪するためのストライキが7日目をむかえている が、まだバス会社は用役チンピラと代替人材投入などの労組弾圧を続け、「全 州市はバスストライキの根本的な対策と解決方法を模索しろ」と強く要求した。

[出処:チャムソリ]

この席で民主労総のチョン・グァンス全北本部長は事態解決の意志を見せずに いるバス企業が交渉の場に引き出すには、全州市がバス公営制実施を宣言する べきで、これは「既存の補助金100億に追加予算を使えば可能だ」と主張した。

彼は「今、私たちが向かう唯一の航路は、世の中を変える闘争に進むこと」と 力説した。今までのストライキ闘争が、未払い賃金の支払いと勤労条件改善の 要求などに留まっていたとすれば、これからは根本的な制度改善へと闘争を拡 大していけると示唆した。

パク・サフン バス本部長も「バス公営制を作るのが全州市を大きく改革するこ とになり、バスを市民と道民に戻す方法」だとチョン・グァンス本部長の言葉 に力を貸した。

連帯発言をしたソ・ユングン市会議員は「全州市が13日の幹部級会議で『先に 正常化、後で処置』の原則をたてたと聞いた」とし、全州市はバス労働者が正 常運行をしなければ措置を取らないという対策を出したことに批判の声をあげた。

彼は「私が思うに、そうではなく使用者側がまずテーブルについて、勤労基準 法を遵守して、未払いの賃金を支払うと約束するのが先正常化で、その次に労 働者が交渉に出るのが後で処置というべきだ」と話し、組合員から熱い呼応を 受けた。

この日の大会の途中で第一旅客チェ・ビョンニム組合員は、飛び入りの現場発 言を申請し、舞台に上がった。彼は「うちの会社の社長が初めて出勤してやっ たことは、金筒(料金箱)泥棒だった」と第一旅客社長の態度を暴露した。続い て「あの人間ではないが宿直の職員3人の金筒泥棒がばれて解雇されたこともあ る」と指摘、「ここにいる警官はまず会社にいる泥棒を捜査しろ」とバス会社 の不正を公開した。

彼は「その泥棒のために本当に頑張って働いた」と鬱憤をぶちまけ「今あいつ らの実状を知った。もうだまされないで暮す。この戦いに勝つまで団結して闘 い抜く」と叫んだ。

一方、全州市庁はストライキ初期から「先正常化、後処置」、「3者介入」など に言及し、微温的な反応を見せていたが、14日からバス労組、会社、韓国労総 の関係者と連続して会うことになった。これが事態解決にどんな影響を与える のか帰趨が注目されている。(記事提携=チャムソリ)

[出処:チャムソリ]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-16 02:43:42 / Last modified on 2010-12-16 02:43:43 Copyright: Default

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