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座り込み団正門から出る…「闘争は終わっていない」

長期戦突入のために気持ちをなだめる

キム・ドヨン記者(合同取材チーム) 2010.12.09 17:18

4時に座り込み団は、25日ぶりに現代車正門を出た。外で待っていた現代車非正 規職支会の組合員と連帯団体会員は拍手と「お疲れさま」という挨拶で彼らと 熱く出合った。

▲正門の外に出てくる座り込み団に人々が拍手している。

最後まで座込場を守っていた人々も、外で待っていた人々も、涙を見せた。長 い間、待った末に抱き合った彼らは一様に「闘争は終わっていない」と話した。

第1工場で座り込みに参加したある組合員は「25日間寒く空腹だったが外で強く 連帯している人たちと家対委、そして良才洞で座り込みをしている仲間たちの おかげで、心の奥に温みがあった」と言った。彼は「座込場から出る足は重かっ たが、終わりはでなく開始だと考えて出てきた」として「現場に復帰してやり 直そう。まだ希望がある。私たちが出発点になって、すべての非正規職が正規 職になって、ただ一つの労働者になれるように現場で力強く戦う。そして連帯 してくれて、ありがとう」と話した。

全国巡回闘争をして戻ったキム・ウンヒョ組合員は、言葉より先にを流した。 彼は「牙山で暴力に制圧され血を流している仲間たちの前で、私たちにできる ことが何もなかった。とても腹立たしかった」とし「正規職化される日まで、 力強く闘争しよう。仲間の皆さんがとても誇らしい」と話した。

外にいた第2工場の組合員も座り込みを終えて出てきた組合員に対し「外の仲間 たちとこの闘争を続けてほしい」と話した。彼は「またゆっくり準備して、現 代車資本にナイフを突きつけなければならない」とし「逮捕令状発給で手配さ れた仲間たち、病床の仲間たちを考えて力強く戦おう」と話した。

▲座込者が出てくる姿に夫を待っていた家対委の女性が目を赤くした。彼女は夫が出てきた後も正門の外に出てくる座込者にしばらく「ありがとう」「お疲れさまでした」とと頭を下げて挨拶した。

座り込みに参加した息子と25日ぶりに会った家対委イ・ミョンジャ氏も「ここ で終わったのではなく、これが闘争の始まり」と話した。彼は「怪我をせず出 てきて本当によかった」とし「さらに充電して、再挑戦して、うまく仕上げを しなければならない。今日正規職なるという叫びが聞こえないのは残念だ。こ の契機に、これから何をすべきか感じただろう。力を蓄積して準備して、うま く仕上げをしよう」と話した。「突然おいしいものをいっぱい食べず、少しだ け食べなさい」という言葉も欠かさなかった。

キム・ヒョンウ金属労組副委員長は今回の闘争が「現代車支部で総会をしたの で憂慮と恐れでしばらく停滞しただけで、終わったのではない」と強調した。 キム副委員長は「この闘争が私たちの切実な願いが争奪できなかったからと言っ て、終わったわけではない。この闘争の終わりが何であるべきか、みんな知っ ている。相撲なら長期戦に突入した、サッカーなら延長戦に入ったのだ。明確 に、勝てるという確信ができた。しょげてはいけない。多くの仲間と連帯単位 と国民がいる。頑張って、最後まで闘争しよう」と応援した。

非正規職支会のある組合員も「このひどい身分制が私たちを堕落させる社会で、 病床のファン・イナ同志の胸に社員証をつけるまで戦おう」と声を高めた。

『今後の終末闘争』を約束して、しばらく持久戦に入った彼らは、この日正門 前で簡単な略式集会を終え、直ちに解散して帰宅した。(蔚山=メディア忠清、 蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-10 10:41:17 / Last modified on 2010-12-10 10:41:17 Copyright: Default

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