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蔚山現代車非正規職の座り込み新局面へ

3主体交渉要求案、48時間組合員・争対委激論の末に確定

合同取材チーム 2010.11.28 10:23

現代自動車蔚山工場占拠座り込み事態が新しい局面に入った。蔚山第1工場を占 拠している蔚山非正規職支会は、11月27日夜11時40分頃、金属労組、現代車 支部(正規職労組)と共に現代車社側に提示する交渉要求案を確定させた。

▲27日午後11時40分頃、イ・サンス蔚山非正規職支会長が争対委の決定事項を報告している。イ支会長の後に争対委決定事項壁新聞が貼られている。

今回の交渉要求案は、一種の非正規職労組の交渉要求案で、交渉方式について は、△現代自動車(株)に特別交渉開催と窓口を要求し、△特別交渉団を 金属労組、現代車支部、現代車社内下請3支会にするという内容だ。

交渉議題は、△座込場の非正規職告訴告発、損害賠償治療費などの解決、 △座込者の雇用保障(蔚山、全州、牙山)、△非正規職支会指導部の社内での 身辺保障、△不法派遣交渉の対策を要求が含まれている。

ここに交渉議題について文章化していないが、いくつか但し書を付けた。この 但書きは現代車蔚山非正規職支会争議対策委員会(争対委)が48時間の激論の末 に出した内容で、△非正規職支会争対委は現代車と不法派遣正規職化の交渉を 開く過程として今回の特別交渉に参加する、△金属、現代車支部、3支会の5つ の主体(3主体)の会議結果について多くの組合員が憂慮している事実を明確に共 有する、△非正規職支会は「正規職化についての成果ある合意なく座り込みを 解かない」という立場であり、金属労組、現代車支部に支持、援護、連帯を要 請する、△支会争対委は声明書と記者会見で、上の事実を明確に明らかにする ということだ。

▲争対委員は今回の決定事項を全員一致で通過させた。

現代車蔚山第1工場を占拠している蔚山非正規支会は27日夜11時40分頃こうした 3主体の合意案と但し書き条項について最終的に議決して、組合員を集めて報告 大会を開いた。この席でイ・サンス現代車蔚山非正規職支会長は「議論を終え た。二日間の内部的な混乱と指導部の判断に対する気迷いで、座込者と外の闘 争隊伍に混乱を引き起こしたことを謝罪する」とし「今日の争対委で明確な案 を出して、今後、強力な闘争をすることにした」と明らかにした。

イ・サンス支会長は、「今回の合意は交渉要求が正規職化交渉の過程であるこ とを明確にしたことで、成果ある合意がなければ座り込みを中断しないという 争対委の立場を確認するもの」とし「混乱はあったが、交渉しなければ正規職 化の内容が確保できないと判断した。その判断についての現場の混乱は明らか な立場で終息させ、今後の闘争を熱く進もう。結論を出したので、楽しく闘争 していこう。力強く従ってほしい」と頼んだ。イ・サンス支会長が最終争対委 案を確定し、組合員は拍手で案を受け入れた。現在非正規職3支会のうち、牙山 非正規職支会が2次3主体合意案を拒否した状況が伝えられ、蔚山支会が積極的 に説得する予定だ。蔚山支会は28日の午後1時に座込場入口階段の前でこうした 内容の記者会見を行う計画だ。

蔚山占拠座込場組合員、48時間の激論

当初、今回の要求案は金属労組、現代車支部、牙山、蔚山、全部非正規職支会 の労組3主体が集まって作った意見案の修正だ。この意見案は24日に3主体が長 時間の会議をした末に出てきた。最初の意見案は「交渉議題はドンソン企業の 廃業でストライキが触発されたこと、△座込場の非正規職告訴告発、損害賠償、 治療費などの解決、△座込者の雇用保障(蔚山、全州、牙山)、△非正規職支会 指導部の社内での身辺保障、△不法派遣交渉に対する対策要求」と文章化され た。しかし文句に『ドンソン企業廃業で触発された』や『不法派遣交渉への対 策の要求』などと表現されており、組合員は一番重要な不法派遣交渉要求が副 次化するという認識が強かった。これにより蔚山工場の外で闘争している非正 規職組合員が意見案をめぐって賛否討論をし、廃棄した。蔚山非正規職争対委 も激論の末に1次意見案を否決して新しい意見案を提示した。

▲組合員は報告大会が終わると、争対委の決定事項を携帯電話で外の同僚とツイッターなどに伝えた。

蔚山争対委は新しい意見案について27日明け方に2次3主体会議に参加する前に、 『正規職化についての成果ある合意なく座り込みを中断しない』という前提を 入れることにした。1次意見案は否決されても、今回の交渉の3大原則として、 △名分ある合意、△正規職との連帯、△社会的世論拡張として、特に正規職と の連帯が今回の闘争の過程で大変重要な議題だと確認した。

また、長時間の会議でも2次会議は簡単には結論に至らなかった。結局、中間に パク・ユギ金属労組委員長とイ・ギョンフン現代車支部長がかわるがわる蔚山 非正規職支会争対委を訪問し、説得することもあった。このようにして、48時 間で2次意見案が出された。2次意見案は最も激論を呼んだ『ドンソン企業廃業 で触発された』という文句が消えた。

また、蔚山非正規職支会が強く要求していた『正規職化についての成果ある合 意なく座り込みを中断しない』という文句も入らなかった。これは現代車社側 を交渉に引き出すためには、前提事項が交渉場に出難くするという理由だという。

また座込場組合員は各組別に長時間の討論を行い、あちこちで激論が行われた。 組合員たちは意見案をめぐり『とにかく交渉してみよう』、『正規職化交渉で はないから交渉に出てはいけない』、『指導部を信じて従おう』等の意見が大 きな流れになった。このようにして座込場内部で激論があり、争対委内でも激 論があったが、蔚山非正規職支会は夜11時40分頃、全員一致で意見の中に但し 書き条項を付けることで議論を確定させた。(蔚山=メディア忠清、 蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-28 23:15:53 / Last modified on 2010-11-28 23:15:57 Copyright: Default

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