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蔚山第2工場決意大会「またラインを止めよう」

占拠ストライキをしている第1工場組合員との『約束』を守れ...「虹が出た」

合同取材チーム 2010.11.24 08:49

現代車非正規職支会第2工場組合員は11月23日午後1時からストライキに突入し、 午後2時に蔚山市北区のヤンジョン公園で組合員決意大会を開き「第1工場拠点 ストライキの仲間たちとの約束、またラインを止めよう」と決意した。

この日の決意大会には350人余りの組合員が参加した。

決意大会が始まると雨が降り始めたが、また現場ストライキを組織しようとする 組合員の分科別討論は、積極的な発言と討論、提案で熱くなった。

この熱意に応えるかのように雨がやみ、組合員たち頭上に虹が浮かび上がった。 ある組合員は「戦いに勝った。虹が闘争を祝っているようだ」と喜んだ。

第2工場の組合員たちは、11月17日午前、4時間の波状ストを行い、第2工場の 22ラインを完全に止めた。18日も22ラインを30分程度切った。だが現代車は、 アルバイトを投入してラインを動かし、管理者と用役職員を投入して現場を 掌握した。ストライキをしてもラインを止められず、第1工場の拠点ストライキを 全工場に拡大する計画はある程度停滞していた。

「またラインを切ろう」

現代車第2工場の組合員たちは、午後3時から分任組を編成して分任組別に「現場 に管理者と用役が幅を利かせている。どう闘争を作っていくか」を主題に 分科別討論を行い、組長たちが討論の結果を発表した。

第2工場組合員の分科別討論の結果は「第1工場拠点ストライキの仲間たちと ファン・イナ同志との約束を守るために、十分に戦う意志がある」ことを 確認させてくれた。

組合員たちは「15日のように突入しよう。問題はない。昼夜間組が全員集まって 激しく闘争する時、全組合員が削髪するのも良い方法だ。削髪して赤い覆面を つけて集まれば、用役も続々と入ってくるだろう。また殴られるかもしれないが 数時間でもラインを止められる」と指導部にストライキ闘争を注文した。

また「波状ストより、ラインを巡回してアルバイトを追い出して、 ストライキの効果を上げられる工程死守闘争を展開しよう」という提案もした

多くの分任組で保安問題が提起された。波状ストは事実上「ダダ漏れストライキ」 なので「指針が会社側に漏ないように争対委は方法を探せ」と注文した。

第2工場の組合員たちは、正規職との連帯を強調した。「正規職の先輩に われわれみんなが固く団結した姿を見せることが重要だ。私たちが戦わなければ 連帯が作られない」と念を押した。

続いて現代車支部ゼネスト組合員賛否投票について「たくさん賛成してもらえる ように組を作って休み時間、挨拶して歩き、できるだけ訴えよう」と提案した。

現代車非正規職支会のイ・ジンファン第2工場代表は「座込場にきて、決意した ことがある。約束を守るためにきた」とし「だがここに来て、約束が守れずに いる。今日の決意大会は、初めからやりなおそう、もう一度戦おうと集まった。 力を作ろうということだ。はっきり言う。すべてを覚悟している。連帯したら 何でもする覚悟がある」と決意を述べた。

続いて「分科別討論の結果を集め、事業部争対委で議論し、どうするのか議論 する。現場に戻り、私たちの戦いをしっかり作ろう。組合員の仲間たちも、 第2工場でしっかりした戦いを作ろうと約束して決意しよう」と訴えた。

現代車の十字砲火と現代車支部の「仲裁案」が投げられた状況で、第1工場拠点 ストライキを全工場に拡大する問題は、不法派遣撤廃・正規職化闘争の勝利の 核心的な課題に浮上している。 (蔚山=メディア忠清、蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-25 02:11:41 / Last modified on 2010-11-25 02:11:41 Copyright: Default

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