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現代車非正規3支会長「不法派遣の交渉を」

非正規支会長たち、「正規職支部の支持援護に感謝。決定的な役割を果たした」

合同取材チーム 2010.11.22 18:24

蔚山、全州、牙山の現代車非正規職3支会の支会長が11月22日、蔚山第1工場の 占拠座込場に集まった。8日間の蔚山工場で占拠座り込みをしたイ・サンス蔚山 非正規職支会長はソン・ソンフン牙山工場支会長、カン・ソンヒ全州工場支会 長と会ってうれしそうに抱き合った。彼らは午前12時集まって、共同争議対策 委員会の会議を開いた。

▲左側からイ・サンス蔚山支会長、ソン・ソンフン牙山支会長、カン・ソンヒ全州支会長

現代車非正規職3支会長は、今回の闘争が不法派遣の交渉を実現するためと交渉 闘争の方針をたてた。そのため3支会のストライキをさらに強めることに決めた。 これにより11月24日、3支会は夜昼全面ストを展開し、全組合員が蔚山に集結す る。蔚山支会は24日の集会を現代車元下請共同決議大会として、工場の内外で 同時に開こうと正規職支部に提案している。3支会はまたソウル市良才洞の現代 起亜車グループ本社での無期限座り込み闘争にも突入する。現代起亜車グルー プを相手に本格的に戦線を拡大していくということだ。

ソン・ソンフン牙山支会長は「われわれは今回の闘争が廃業問題はでなく、 不法派遣闘争の始まりと共感した」とし「当分は突破口が開かないだろうが、 現代車は圧力を受けている。06年は何度か戦って負け、組合員が散ったが、 牙山はひどくやられているが逆に労組加入書が飛んでくる」と自信を見せた。

カン・ソンヒ全州支会長も、「今日の議論は3支会の共同闘争ができなかったこ とを評価した」とし「蔚山が突然に闘争に入り、牙山と全州は事前に議論がで きなかった。各個躍進闘争だったが、3支会指導部は3支会と金属と正規職支部 を含み、金属闘争にするべきだということに共感した」と説明した。

この日の会議が終わってカン・ソンヒ全州支会長とソン・ソンフン牙山支会長 は、記者との席で正規職との連帯と支援が大きな力になっているとも述べた。 カン・ソンヒ支会長は「現代車支部がうまく役割を果たしている。第1工場先鋒 闘争を全身で保護し、維持するために、現代車支部が決定的な役割を果たして いる。支部正規職に感謝している」とし「今回の勝利のカギも、どれほど正規 職が連帯するかにかかっていた。第1工場座り込みを維持・保護して全国闘争に 拡大することがカギだ。基本は第1工場を死守して全州と牙山がストライキをし ていくことだ」と述べた。

ソン・ソンフン支会長も「われわれは正規職の連帯を信じている。牙山は6班の 正規職40人が2人しか残らず、残業をせず出て行った」と紹介した。

カン・ソンヒ支会長は「今回の闘争を第1工場だけの闘争でなく、金属全体の闘 争に行かなければならない。イ・サンス現代車主席副支部長とも現代車支部の 悩みを十分に共感した。共に議論を続け、3支会共同闘争を作って単一指導体制 に行こうと議論した」と説明した。 (蔚山=蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-23 04:06:17 / Last modified on 2010-11-23 04:06:18 Copyright: Default

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