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法律家団体「現代車テロ行為、必ず法廷に立たせる」

「ストライキは正当、現代車は不当労働行為をやめて交渉に出ろ」

合同取材チーム 2010.11.22 15:12

「警察と現代自動車会社側の暴力行為糾弾、現代自動車社内下請労働者たちの 正規職転換要求およびストライキ支持法律家団体」は、11月22日午前10時30分、 現代車正門の「夢九山城」前で記者会見を行い「現代自動車は不法派遣をやめ、 すぐに法院の判決に従い正規職化を実施すること、非正規職組合員を正規職に 転換し、誠実に交渉に応じること」を要求して「無差別に暴力を行う現代車と 警察を糾弾して、現代車非正規職支会のストライキを支持する」と宣言した。

金属労組のチェ・ビョンスン未組織非正規職局長は「会社が衣食住の搬入を防 いでいる。19日から停電・断水の脅迫を始め、22日の午前9時に断水した。飲料 水が足りず、一日のりまき一本で闘争を続けている。暖房施設が切られ、風邪 気味の組合員を治療するための医療陣の出入と医療品の搬入も妨害している」 とし「これまで120人ほどが怪我をし、36人が治療を受けている。70人ほどが連 行された。現代車社側は今、現場を戦場にしつつある」と糾弾した。

蔚山労働法律院のチャン・ソクテ弁護士は「15日にドンソン企業の労働者たち は『働く』と言って自分が働く所で待機していた。用役と社側管理者約300人は ドンソン企業の組合員に無慈悲な暴力を行った。彼らは消火粉末を噴射して、 溶接フレームを投げ、消防ホースに催涙液を入れて組合員に向かって撃ち、携 帯電話まで奪って壊し、靴を剥ぎ取って暴行しながら中部署に引き渡した。 警察は、現行犯だという理由で治療の要求も拒否して連行した」と糾弾した。

続いて「20日まで現代車の暴力が続いて、警察は『現行犯なので逮捕せざるを えない』と言って手をこまねいている」とし「21世紀に行われているテロ行為 を座視しない。暴力を指示し、暴力を行使した者は必ず法廷に立たせる。暴力 を行っている使用者側管理者全員を現行犯で逮捕しろ。不法を行っている鄭夢 九会長とカン・ホドン副社長は、まさに『現行犯』だ。彼らを今すぐ逮捕しな ければならない。必ず処罰させる」と強調した。

民主社会のための弁護士の会労働委員長のクォン・ヨングク弁護士は「現代車 は戦場を思わせる状況で、多くの法律家が憂慮している」とし「現代車非正規 職支会の交渉要求は、最高裁判決によって、あまりにも正当であり、正規職化 の転換もまた極めて正当な要求」と明らかにした。

続いて「中労委が『交渉の対象ではない』といったのは、最高裁判決を正面か ら否定するもので、現代資本、検察、警察など、不法を行っている者が正当な 要求をする非正規職労働者に暴力を振るっている」と糾弾した。

権弁護士は「ドンソン企業を廃業して鄭夢九が出てこいと奴隷契約書を拒否し た組合員を解雇したのは、理由のない解雇に抵抗する。非正規職労働者のスト ライキ闘争は法的に正当だ」とし「不法を行っている鄭夢九会長をまず現行犯 で拘束捜査しろ」と強調した。

また「権力は有限で、労働者の権利は無限だ」とし「現代車非正規職支会の 交渉の要求は正当であり、正当なストライキ」と付け加えた。

この日、法律家団体は「現代車非正規職支会のストライキは、長い間奪われて きた非正規職労働者たちの権利を取り戻すための正当なストライキだ。現代車 は、即刻一切の不当労働行為をやめ、交渉に出ろ」とし「現代自動車は今まで の暴力事態と非正規職支会組合員の焼身など、すべての状況に対して責任を取っ て謝罪しろ。即刻すべての不法派遣労働者の正規職化を実施しろ」と要求した。

この日の記者会見には、労働人権実現のための労務士の会、民主社会のための 弁護士の会労働委員会、民主主義法学研究会、全国不安定労働撤廃連帯法律 委員会などの法律家団体が参加した。 (蔚山=蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-22 22:29:33 / Last modified on 2010-11-22 22:29:33 Copyright: Default

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