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現代車牙山工場、非正規職部分ストに集中

17日全面ストで8人が負傷...『集団殴打』

チョン・ジェウン記者 2010.11.17 22:09

現代車牙山工場社内下請労組が労組会議争議対策委員会(以下争対委)を11月17 日の午後に開き、部分ストを決めた。

労組は11月18日の朝7時15分頃、牙山工場の民主広場に集まり出勤闘争を行い、 昼間組の2時間スト(午後3時〜5時)、夜間組の4時間スト(明け方2時〜6時)を強 行する。19日は昼夜間が4時間の部分ストに突入して、20日には非正規組合員と の討論で、今後の闘争計画を議論する予定だ。

▲17日全面ストの後の集会と分科別討論をする社内下請組合員[出処:現代自動車牙山工場委員会]

工場の外では金属労組の決定で、忠南支部が牙山工場正門前で11月17日午後4時 に集会を開く。

これに関して17日に開かれた金属労組中央争議対策会議は、『当面の闘争の件』 を議論して、17日と18日の両日、地域別に集会を開催することにした。現代車 非正規職正規職化の戦いが触発された蔚山、全州地域は18日の金曜に地域別集 会が予定されている。また金属労組は24日午後4時、蔚山地域で拡大幹部集会を 開く。現代車蔚山工場非正規職の工場占拠以後、金属労組次元で初めて開かれ る集会だ。

牙山工場社内下請労組は17日の昼間組が全面スト、現在は夜間組の社内下請組 合員も出勤を拒否して全面ストをしている。

昼間組の全面ストの時に使用者側は社内下請組合員を物理的に防いで工場の外 に引き出した。この過程で艤装工場のラインが一時中断したり動いたりという こともあった。現代車は夜間組非正規職非組合員、アルバイトを動員し、大法 院、高裁の不法派遣判決以後に正規職化を主張する非正規職の代替人材を投入 した。代替人材の投入で、非正規職のストライキを弱めようとしているのだ。

[出処:現代自動車牙山工場委員会]

労組が18日から部分ストをしているが、使用者側は代替人材を投入し続け、 労使間の摩擦は不可避なようだ。

ソン・ソンフン社内下請支会長は「使用者側の弾圧が激しい。しかし不法派遣 問題は解決せず、蔚山、全州の非正規労働者が闘争を続けるので闘争は続く。 全面ストではなく部分ストに闘争の水位を下げたが、ストライキを維持して、 また全面戦争を準備する」と伝えた。

8人負傷...靭帯が切れ、肋骨を骨折

17日の全面ストでは負傷者が続出、8人が負傷、ソン・ソンフン支会長を除く 7人が入院した。

チョン・ホヨン氏は下唇6針を縫い、シン・ミンチョル氏は足で蹴られて肋骨の 軟骨骨折で全治6週の診断を受けた。チョン・ボンジュ氏は右手の靭帯が損傷し、 左手骨折、ユン・ドンヒ、パク・ヨンミン氏は集団殴打で打撲傷と頭に負傷し、 入院した。

[出処:現代自動車牙山工場委員会]

膝の十字靭帯が切れ、膝の左側靭帯が損傷したソン・コンモ氏は全治5週の診断 を受け、ギブスをして病院に横になっている。しかし2〜3週間ほど状況を見た 後、靭帯縫合手術をことになるかもしれない。ソン氏は「正規職管理者4〜5人 に艤装工場から引き出された。足で踏まれて蹴られた」と糾弾した。

ヤン・フェサム副支会長も10番目の肋骨骨折で病院に入院し、ソン・ソンフン 支会長は検査の結果、脊椎の一部が折れて、病院は入院を薦めている。

匿名を要求した病院専門医は「この程度なら、引き出されたというより集団殴 打されたようだ」と話した。

また現代車は一部の非正規労働者を一時拉致した。ソン・ソンフン支会長、イ ム・インジョン代議員は警備会社の職員が運転する現代車のワゴンに乗せられ て、会社の近くで解放された。

ヤン・フェサム支会長と組合員2人も拉致され、ワゴン車で牙山湾ノンガで解放 された。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-18 03:08:11 / Last modified on 2010-11-18 03:08:11 Copyright: Default

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