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現代車正門前に『夢九山城』が登場

3日目のキャンドル文化祭、「新しい勝利の希望に震える」

合同取材チーム 2010.11.17 20:36

現代自動車蔚山工場の正門前にコンテナが何重にも積まれた。別名『夢九山城』 と呼ばれるこのバリケードの前で、連帯団体は今日もキャンドル文化祭を行っ た。人々は夢九山城を見て「高く見えるコンテナが崩れる日はいくらも残って いない」と口をそろえた。

11月17日午後、何十にもコンテナを積み上げた使用者側は、威圧的な造形物で 工場遮断の意図を表わした。非正規職支会の工場占拠闘争が3日目に入り、闘争 の強度がさらに高まっているためだ。すでに17日午前から使用者側管理者と用 役職員、そして組合員の大きな衝突が起き、一部の組合員は怪我で病院に運ば れた。17人の組合員が警察に連行されている。

だが支会の占拠闘争はさらに強く団結しているようだ。だから組合員をはじめ、 キャンドル文化祭に参加した人々の士気も高い。組合員の意志で占拠闘争を行っ てきただけに、今後の闘争の形も分からない。17日午前、用役に引き出され、 警察に連行されて解放された第3工場のパク・チョンピョン現場委員も、上気し た表情だった。彼は「今日午前の代替人材阻止闘争で、31、32ラインを止め、 その過程で用役と管理者が無慈悲な暴力と強制連行という蛮行を行った」とし 「現代自動車は私たちに全力で意地で武装しろと話している」と声を高めた。

民主労総蔚山地域本部のキム・ジュチョル委員長もコンテナを指して「この山 城が高ければ高いほど、組合員の勝利の決意はさらに高まる」と話した。進歩 新党蔚山市党のコ・ヨンホ委員長は、「私たちが手に持つキャンドルが風に揺 れるのは、恐れに揺れているのではなく、新しい勝利への希望に震える心を示 す」と強調した。

非正規職支会の闘争に連帯する政党と地域団体の決意も高まっている。彼らは 今後の工場死守闘争の連帯プログラムを提示した。金属労組は11月19日に工場 正門前で大規模な労働者大会を計画している。週末は工場死守闘争が難かしく なることに備え、民主労総蔚山地域本部は民主労総次元の嶺南圏労働者大会を 進めている。キム・ジュチョル委員長は「この計画は明日中執で決定され、も しこれがうまくいかなくても蔚山本部傘下の組織を構成し、48時間死守座り込 みをする」と述べた。

民主労働党も中央党次元で週末工場死守闘争を計画している。民主労働党最高 委員をはじめ指導部全員が蔚山に集まり、日曜に全国党員総力大会を開催する ことを議論している。

現代車正規職組合員をはじめとする連帯団体の支持が続いている中で、組合員 はさらに粘り強い結集力を連帯勢力に要求した。第3工場でストライキをしたパ ク・チェハク組合員は、「現在、第2工場では玉砕ストのような闘争を展開して いる。非正規職支会は絶対動揺せず絶対に彼らを守る」とし「この闘争に正規 職組合員をはじめとする連帯団体がぜひ力を貸してほしい」と頼んだ。(蔚山労 働ニュース=チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-18 03:06:50 / Last modified on 2010-11-18 03:06:51 Copyright: Default

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