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労働解放先鋒隊、昌原蔚山巡回闘争

「非正規職の闘争が私たちの希望を見せている」

チョ・ソンウン記者 2010.11.02 15:45

労働解放先鋒隊巡回闘争二日目、労働解放先鋒隊は双竜車昌原支会と共に11月2日 午前11時、昌原双竜車エンジン工場の前で「会計操作国家技術流出、解雇者復職の ための略式集会」を開いた。

[出処:蔚山労働ニュース]

この日の略式集会には、蔚山解雇者協議会と、第一高解雇給食労働者も参加した。

金属労組慶尚南道支部のチョン・ガッポム副支部長は「双竜車労働者の4400人 が工場を離れなければならず、昌原支会の280人がまだ工場の外で生活している。 資本と政権は双竜車の仲間たちに150億損賠、4億罰金という爆弾を投げ、80億 仮差押さえで双竜車の家族は生活もできない惨めな状況にある」とし「チョ・ ヒョノ警察庁長官は双竜車鎮圧を誇らしく思うと言い、これが亀尾支部長の焼 身事態にまでつながった」と糾弾した。

続いて「77日のストで労使大妥協を実現した。しかし無給休職者を復帰させる と約束しながらまだ復職させていない。双竜車経営陣は一日も早く無給休職者 を復帰させろ。また損賠仮差押さえを解除しろ。労使の合意事項を履行しけれ ば、連帯団体と共に双竜車打撃闘争に出る」と明らかにした。

発言の間にJT精密の律動グループの公演が続いた。

[出処:蔚山労働ニュース]

GM大宇車非正規職支会のジンワン組合員は「今こそ自信を持とう。経済危機の 後に双竜車、デリムの労働者は押されて戦った。会社が難しいと言った。整理 解雇を受け入れろといった。戦った仲間たちはいるが、受け入れた仲間も多い。 賃金福祉が削減された」とし「双竜車の会計操作がわかり、企画破産だ。会社 は苦しくなかった。会社が嘘をついたと怒っている。戦わなければならない。 こんな雰囲気が少しずつ拡大している。大衆の反応と現場の反応は違っている」 と明らかにした。

続いて「ソウルでは、清掃労働者が組織されている。賃金から、さらに休憩更 衣室を要求している。建設労働者が8時間労働制を勝ち取るために戦っている。 製造業事業場でも賃金カットのない8時間労働制を勝ち取れずにいるが建設労働 者が賃金カットのない8時間労働制を勝ち取っている。不法派遣判定以後、現代 車の非正規職労働者は2500人が組織された。全国非正規職労働者大会の時、力 強い闘争の気勢を感じられた。現代車不法派遣闘争を多くの非正規職が見つめ ている。結果により、昌原の非正規職労働者が組織されるだろうし、組織労働 者も自信を持つだろう。自信を持って戦えれば双竜車の仲間たち、デリムの仲 間たちも現場に戻れるだろう。今こそ勝利する戦いにしよう」と話した。

第一高給食労働者と共に労働解放先鋒隊の日程に参加した公共労組蔚山本部の キム・ソンギュ地域支部準備委員長は「第一高は非正規職法を悪用して給食労 働者を不当解雇した。第一高の設立者は自分が好む非正規職を使うといった。 それでこそ責任感を持てると言って、この個人の好みに合わせるために解雇し て、親戚に委託給食を渡した。親戚の金儲けのために不当解雇をした。教育庁 は、私立学校は関与できないので解決できないといった。教育庁で63日間のロ ビー座り込みを行い、3者協議会を構成することにした。だが第一高は参加せず、 続いて教育庁と第一高は給食所労働者を告訴告発した。第一高の給食労働者は 萎縮もしたが、新しい闘争を決意している」と明らかにした。

続いて「第一高の給食労働者の復職闘争は、間接雇用撤廃闘争と連結している。 それで朝から労働解放先鋒隊の日程に参加することを大切にしてきた。第一高 の給食労働者たちは、就業斡旋を拒否して原職復帰の決意で共に闘争を展開し ている。大変で苦しい条件だが、隣の仲間を見て、一歩ずつ進んで必ず私たち の闘争勝利に導こう」と話した。

[出処:蔚山労働ニュース]

社会主義労働者党建設共同実践委のナム・ヨンナン中央執行委員は、「現代車 非正規職1600人が良才洞に集まった。驚いた。非正規職労働者たちの闘争が、 私たちに希望を見せているんだなと思った。夜、亀尾支部長同志の焼身の報せ に接した。希望と絶望を同時に感じた。私たちの闘争がもはや押されることも なく、私たちの力を一つ一つ確認している以上、非常な決意で全国闘争戦線を 組織するために、労働解放先鋒隊巡回闘争を始めた」とし「ネズミ20匹が集まっ てすることは、労働者を抑圧して搾取することだ。資本の危機転嫁に反対する のは、労働者の闘争でなければならない」と強調した。

続いて「マスコミは、ネズミ20(訳注:G20)で塗りたくり、私たちの仲間は死ん でいくのに、われわれはきちんと対応できていないのが現実だ。ばらばらに散っ ては戦えず、資本の城を越えられない。労働解放先鋒隊は巡回闘争1週間労働者 の力を集める戦線を形成するために奮闘する。この戦線の力で、資本の攻勢に 突破口を開こう。民主労総はネズミ20を理由に前夜祭を取り消し、民主労総 金属労組の指針ではなく下からの要求で前夜祭を成功させよう。労働解放先鋒隊 が先鋒で戦線を作っていく」と決意を明らかにした。

[出処:蔚山労働ニュース]

この日の略式集会で、第一高給食労働者たちは準備したチラシを配った。昌原 の略式集会は、「解雇は殺人だ。整理解雇粉砕しよう」というシュプレヒコー ルで終わった。

労働解放先鋒隊は蔚山に出発し、午後3時には畜産協同組合蔚山本店集会に参加、 午後4時には闘争事業場懇談会を開く予定だ。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-02 22:08:18 / Last modified on 2010-11-02 22:08:19 Copyright: Default

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