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KEC焼身、キム・ジュニル支部長、漢江誠心病院に移送

労使面談を提案、金支部長を逮捕し座り込みを鎮圧する計画か

キム・ヨンウク記者 2010.10.31 10:49

10月30日夜、KEC使用者側との交渉の直後、警察による連行の試みに対抗して、 焼身した金属労組キム・ジュニル亀尾支部長が10月31日午前5時45分頃、ソウル 市永登浦の漢江誠心病院に緊急移送された。民主労総と金属労組などによれば、 キム・ジュニル支部長状態は気道は確保したものの、胸と顔などに3度の火傷を 負い、手にも火傷を負っている。ただ火気を吸入したかどうかはわからず、臓 器損傷の有無はもう少し見守らなければならない。金支部長は漢江誠心病院か ら移送された後、火傷治療室で治療を受けている。

▲焼身したKECキム・ジュニル支部長が31日午前5時45分頃、ソウル市永登浦の漢江誠心病院に緊急移送された後、医療陣の診察を受けるために待機している。[出処:イ・ミョンイク労働と世界記者]

一方この日の警察による金支部長連行の試みで、労使代表の交渉場所のトイレ に数十人の私服警官が待機していたという主張がある。

金属労組によれば30日、社側は面談時間を午後3時に要請していたが、午後7時 に延期を通知してきた。金支部長は死守組5人と共に占拠中の1工場を出て、工 場内の顧客案内室で社側のキム・シニル交渉代表と労使面談をした。夜9時50分 まで面談が続いたが、意見が一致せず、数回会議の中断が続いた。金支部長が 『死守組』と共にトイレに行くと、トイレに潜伏していた数十人の私服警官が 彼らを襲ったという。

警察が連行を試みたことで、死守組は警察を阻止したが、直ちに現場から暴力 的に連行され、キム・ジュニル支部長はこの過程で女子トイレに飛び込み、 持っていたシンナーをかぶって火をつけた。

金属労組は機関紙「金属労働者」を通じて「金支部長が焼身したその頃、KECの 工場一帯には数千人の警官が追加で配置され、当時かなりの婦人警官も配置さ れていた。今回の面談が金支部長逮捕と1工場占拠座り込み者鎮圧作戦として計 画されたのではないかという一部の疑惑を強めている」と疑問を提した。

▲先月27日国会前ハンスト場でのキム・ジュニル支部長。[写真一番左側] [出処:イ・ミョンイク労働と世界記者]

警察は普通、工場占拠などでも労使交渉の時は、労使交渉を円満に妥結させる ために、警察が指導部の身分を保障してきた。しかし今回の焼身事態は、表で は社側の交渉代表が面談を要請し、裏で警察力を配置して無理に連行しようと したという疑いがあり、労政関係は深刻な対立につながりかねない。昨年70日 以上工場占拠座り込みをした双竜車事態でも、極度に労政が対立したが、警察 は労使交渉のときには指導部の身分を保障した。

一方、民主労総は10月31日午前11時、緊急事務総局会議を開いて対応計画を議 論する。また午後3時に漢江誠心病院前でキム・ジュニル支部長焼身関連の緊急 記者会見を行い、今後の対応計画を発表する。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-01 03:01:46 / Last modified on 2010-11-02 20:18:02 Copyright: Default

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