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「キリュンには復職させない」...破局の危機

繰り返し後退する交渉、決裂の危機

キム・ドヨン記者 2010.10.18 15:07

キリュンの労使間交渉が難航している中で、公権力投入が差し迫っているとい う緊張感が座込み場に漂っている。

10月13日、これ以上譲歩できない労組側の『最終案』を使用者側が拒否したこ とで、キリュン分会の二人の組合員が断食に入り、16日、使用者側はこれまで の案より後退した立場を提示した。

キム・ソヨン分会長は「前の土曜に警察と対峙している時、実務交渉団と一度 会ったが、会社側は交渉に『キリュンへの復職はさせない』という前提を付け ている」と伝えた。これに対して労組は、使用者側の前提を受け入れることは できないという意を明確にした。

▲フォークリフトに上がり生活して三日目のキム・ソヨン分会長とソン・ギョンドン詩人

キリュン分会側は18日午後、このような立場を使用者側に通知した。キム・ソ ヨン分会長は「立場を伝えれば、今日明日中に(公権力が)入ってくるのではな いかと考えている」と話し、交渉決裂により公権力が投入される可能性がある と暗示した。

一方、18日に進歩政党、労働市民団体会員は、キリュン旧社屋座込み場の前で キリュン資本の誠実交渉と早急な解決を要求する記者会見を行った。

彼らは記者会見で「断食以後の交渉要請で、キリュン電子チェ・ドンニョル会 長が既存の案よりさらに後退した案を出すなど、キリュン資本は再び交渉を破 綻させ、不法派遣に対する雇用の責任を無視した」と強く糾弾した。

民主化のための弁護士の会労働委員会のカン・ムンデ副委員長は、「キリュン 闘争が与えた課題は、不法派遣に対しては無条件に雇用に反対し、正規職化を しなければならないということで、キリュン闘争は労働者が享受できる最低の 条件を知らせる闘争」とし「私たちの勤労条件で少なくとも保障されるべき内 容が常雇い、直接雇用で、これについて妥協も動揺もありえない」と話した。

また彼らは「非正常で不法な方法で雇用され、解雇されたキリュン電子非正規 職労働者の問題を解決する合理的な方法は、正常な雇用、正規職化により原職 に復帰させること」とし、早急な交渉と早期の解決を要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-10-19 08:32:06 / Last modified on 2010-10-19 08:32:07 Copyright: Default

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