本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:キリュン、3回目のハンスト闘争突入
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1287074279369St...
Status: published
View


キリュン、3回目のハンスト闘争突入...「今度は命を賭ける」

「使用者側が水面下の交渉もひっくり返した」

キム・ドヨン記者 2010.10.13 18:15

キリュン電子の労働者がまた命がけのハンストを始めた。2006年には30日、 2008年には94日、今度はもう三回目のハンストだ。

キリュン分会のキム・ソヨン分会長は、10月13日、労使問題の解決を要求する 集中闘争決意大会を開き「これまでの水面下の交渉で、労組はもう譲歩できな い最終案を投げたが、決定的瞬間にチェ・ドンヨル会長がひっくり返した」、 「今度は命をかけるしかない」と話した。

▲キム・ソヨン キリュン分会分会長が発言している。

今度は何日ハンストが続くのか、あちこちから心配そうな声が聞こえている。

連帯発言をした民主労働党ソウル市党のチョン・クォンヒ首席副委員長は、 「また死を覚悟したハンスト闘争の知らせを聞き、とても言葉にできない気持 だ」「進歩政党が韓国の労働者にとって本当の友になっていないようで、本当 に申し訳ない。人間らしい労働者の道を共に進む」と話した。

進歩新党ソウル市党のシン・オンジク委員長も、「頑張って闘えという言葉は 頑張ってハンストをしろというような気がして言えない」とし「最善の連帯」 を約束した。

富平で座り込みをしているGM大宇車非正規職支会のシン・ヒョンチャン支会長 は、「キム・ソヨン分会長が(すぐ闘争が終わると思って)コンテナをくれると いうので今日、ここで大きさを測ったのだが残念」とし「こうなったからには、 ぜひ勝って勝利の気勢をあげてほしい」と話し、一座に笑いを誘った。

▲問題の解決を求めてオ・ソクスン、ユン・ジョンヒ二人の組合員が屋上で61日目の半断食をして生活している。

決議文を朗読するためにマイクを屋上に送った。屋上ではオ・ソクスン、ユン・ ジョンヒ二人の組合員が61日間、半断食をして生活している。「小さく素朴な 要求が、これほど長い闘争になるとは思わなかった」と口を開いたオ・ソクス ン組合員は「しないことがないほど闘った。三回目のハンストを決意し、私た ちよりも連帯してくれる人のほうが心を痛めている。その心に、闘争の勝利で 報いる」と話した。

第三回のハンスト闘争に突入するにあたって

全泰壹烈士が労働者を人間扱いし、勤労基準法を守れと要求して焼身で抵抗し てから40年の歳月が流れました。しかし今日も新聞からは李明博政権の非正規 職派遣労働を拡張するという声が流れ続けています。国民所得が3万ドルに迫り、 冷蔵庫が大きくなり、TVが薄くなるほどに、われわれ働く人々は使い捨てのチ リ紙よりひどい境遇で、キムチも食べられない佗びしい歳月を生きています。

不正と退行に対して私たちにできることは闘争しかありません。闘争なくして 争奪なし、という真理が、強固な団結、強固な連帯だけが、勝利を持たらすと いう真理が、いつの時よりも切実です。私たちキリュン電子分会は不法派遣、 非正規職問題を解決するために6年もの歳月を戦ってきました。資本の本質であ る詐欺と盗みと闘い、今最後のキリュン土地開発過程の疑惑解消と、キリュン 問題を解決するために、ショベルカーに対抗して屋上での座り込みを始めて61 日になります。これまで解決に向けた摸索がなかったわけではありません。し かし私たちの前の現実は、キリュン資本の欺瞞と偽りの再確認だけでした。彼 らは非正規職の血の涙を、丸腰で抵抗する女性労働者を、ショベルカーで崩し て埋めようとしています。

彼らが命を欲しいというのなら命を差し出す覚悟で戦ってきました。われわれ は30日、90日を越えるハンスト闘争で、すでに決意を示しました。私たちの体 が壊れ、多くの方々に憂慮と心配をおかけしました。しかし闘争は、私たちの 自主的な選択を越え、やむをえない選択です。それで多くの仲間たちの憂慮と 制止、そして呼び掛けにもかかわらず、今われわれはキリュン電子資本の不法 派遣についての責任を問い、6年間続く非正規職問題を解決するために、また命 をかけたハンスト闘争に突入するほかはなくなりました。

私たちの闘争は、一番低い要求でさえ、一番高い闘争を要求する韓国の不通と 絶望に対抗するものです。私たちの闘争は、適当な妥協や後退ではなく、誰か が最後まで見届けなければならない闘争で、単社の問題を越え、韓国社会の貧 困と差別の根元、非正規職問題を解決する踏み石を置く闘争です。

キリュン闘争の核心は、派遣法にあります。キリュン問題の解決は、現代版の 奴隷制度である派遣労働、間接雇用労働をなくすための最初のボタンに過ぎま せん。私達は直ぐこの道に、また命をかけてハンスト闘争に突入します。

全泰壹烈士の決意に充ちた姿が見えます。全泰壹烈士の闘魂を受け継ぎ、非正 規職のない新しい世の中の場を開きます。

私たちの要求

1. チェ・ドンヨル会長のキリュンとの関係は、典型的な投機勢力の態度だ。 また、非正規職問題を無視する反社会的な企業家だ。公正社会の建設のために、 何よりも先に反社会的企業であるキリュン電子のチェ・ドンヨル会長の社会的 な報復と退出を強く要求する。

1. キリュン電子は不法派遣の責任を取り直接雇用正規職化を即刻実施しろ。

1. われわれは、現代車下請け労働者への最高裁の不法派遣判定を歓迎する。 だが、この判決にも2年未満の不法派遣労働者に対する雇用問題については、何 の解決策もない。その代表的な被害者がまさにキリュン電子分会の労働者だ。 2年未満の不法派遣問題の解決のために、全社会が即刻立ち上がるよう強く要求する。

1. 派遣労働、間接雇用を拡大しようとする李明博政権は誤った政策を即刻放棄しろ。

2010年10月13日 金属労組 ソウル南部地域支会 キリュン電子分会

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-10-15 01:37:59 / Last modified on 2010-10-15 01:38:02 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について