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国民年金公団労組、8階ビルで高空籠城に突入

「労組が国民年金基金の投機資本化の障害なので弾圧」

キム・ヨンウク記者 2010.09.06 18:13

国民年金管理公団労組(公共労組社会連帯年金支部)が9月6日午後、公団の強制 転籍の絶対阻止と年俸制の撤回を要求し、組合員総会後に高空籠城に突入した。 社会連帯年金支部のイ・サンギル主席副支部長はこの日午後3時30に国民年金管 理公団の8階建ビルの屋上からロープから降りてきて、高空籠城に突入した。イ・ サンギル主席副支部長はロープにしがみついたまま労組と携帯電話で「公団理 事長がきて年俸制を撤回するというまで動かない。たった1人でも望まなければ、 必ず強制転籍を防ぐ。最後まで戦って勝利する」と述べた。

国民年金管理公団労使は、公団側が政府指針を超えた専従削減と年俸制拡大の 要求、社会保険徴収統合による強制転籍問題が重要な争点に残っている。

ハンスト6日目のホン・ソンテ社会連帯年金支部長はこの日の総会で、「公団の 理事長は内心年俸制を導入して、自分好きなように人を切り、経営評価を確か に受け取ってまた選別を受け、任期を延長して食べ物を作って食べるという真っ 黒な心がけ」とし「公団を成果中心組織にするのは国民に愛される組織ではなく 公団滅亡の近道」と非難した。

民主労総のチョン・ウィホン首席副委員長も、「国民の老後の生活のための年 金が、本当に国民の未来に責任を持つ年金として発展するのか、国民の血と汗 にまみれた老後の資金を資本が占有するかは、組合員の肩にかかっている」と 激励の言葉を伝えた。

年金公団労使は9月15日に団体協約が解約される状況に置かれている。労組は 「政府と公団が90項目ほどの改悪案を要求して強硬策で労組を追い詰めるのは、 労組が基礎老齢年金に問題を提起し、実質化を要求しているから」と主張した。 また「政府が基礎老齢年金の支給対象者を長期的に削減する意図に、労組が反 対しており、国民年金基金運用委員会で政府が加入者代表を除き基金を完全に 制度と分離し、投機資本化しようとすることに労組が反対しているので、労組 を最大の障害と見て労組無力化をしているようだ」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-09-08 04:24:49 / Last modified on 2010-09-08 04:24:49 Copyright: Default

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