双龍車前の金属労組集会で82人連行

［メディア忠清］ヘリコプター動員... 警察大規模鎮圧作戦

警察の強制連行で戦場を彷彿とさせた双龍車平沢工場状況が7月16日 午後7時30分頃に終わった。

双龍車ストライキの正当性を主張して7月16日、金属労組拡大幹部ストライキを した約3000人の労働者は、平沢市庁に警察兵力投入反対と双龍車事態を対話で 解決すること、政府が事態解決に出ることを主張して集会を開いた後、午後4時 30分頃に平沢工場に集まった。

金属労働者が集まるとすぐ警察は正門前の三叉路に車壁を設置し、盾と棒で大 量に連行し始めた。その上、家族対策委にも連行を試み、労働者の叱責を一身 に受けた。労働者たちは警察の強制連行に抗議して地面に座り、連座座り込み を行ったが、警察は座っている労働者も連行した。

警察は労働者の抗議に備えて網を持ち出し、一部のマスコミは警察が『鎮圧棒』 『唐辛子成分が入ったスプレー』を持ち出して、連行を試みたと報道した。

また警察は、取材陣の出入も阻止し、当日双龍車の作業服を着て正門の出入を 統制した40人余りの使用者側職員は警察の『保護』の下で正門のそばに集まり、 事態を見守った。

警察の強制連行で6時20分頃から平沢市内に散った金属労働者たちは、警察の追 撃で連行され続けた。警察は20中隊から40中隊4千人に増員、双龍車に通じる国 道317周辺に配置し、労働者と対峙して逮捕作戦を繰り返すなど、散発的な衝突 が続いた。工場の上に留まったヘリコプターは金属労働者が移動するとすぐ 市内に方向を変え、金属労働者たちの動きを追撃した。

金属労働者、家族の連行を平沢工場で見ていた双龍車の労働者たちはこれに怒っ て警察に抗議したが、大きな衝突はなかった。

警察はこの日の午前、緊急対策会議を開いて言論を通じ、大規模な警察力を動 員して集会を防ぎ、『現場逮捕も可能』だと明らかにした。

現在、連行者は82人で、金浦、光州、始興、華城東部、安城、水原南部警察署 に分散移送された。

連座した労働者、双龍車労働者の家族まで強制連行した警察は、結局『対話』 で双龍車事態を解決しろという社会的要求を無視して、無理な鎮圧作戦を行い、 労働者、家族の激しい抗議をうけた。今日警察の連行、逮捕作戦は無意味な対 立を生んだだけだった。

［2報］連座座り込み労働者大量連行

午後7時10分現在、警察の継続的な鎮圧により、金属労組の組合員たちは双龍車 平沢工場と1km以上離れた市内まで後退している。

午後6時20分頃、平沢市庁集会を終え、金属労組組合員をはじめ双龍車ストライ キを支持する労働者約1200人が双龍車平沢工場に集まると、警察は正門から50 メートル離れた三叉路でまた大量連行を始めた。

労働者たちが平沢工場正門前に集結するのを防ぐ警察に抗議し、座り込みを始 めるとすぐに警察が押しかけて大量連行を始めたのだ。警察は双龍車労働者の 家族も連行を試みており、上空にはヘリコプターも飛んでいる。

［1報］双龍車平沢工場、大量連行中
警察、正門車壁で2000人配置

平沢市庁での集会を終え、午後4時30分から全員平沢工場に集まっていた金属労 組の組合員たちは、正門から50メートルほど離れた三叉路で、5時20分から大量 に強制連行された。現在の連行者数は約20人と確認されているが、さらに増える と予想される。

強制連行に抗議する金属労組の組合員たちは、5時40分頃に三叉路から100メート ルほど離れたチルォン駐車場に集まって対策を議論している。

警察は金属労組員が平沢市庁集会を終えて平沢工場に移動する前から正門前の 三叉路に車壁を設置して集会参加者を阻止した。また大量連行の過程で現代自 動車牙山工場労組の宣伝カーを押収し、取材陣も出入を統制している。

これに対して金属労組チョン・ガプドク委員長は「集会にきたのではない。組 合員の慰労訪問だ。また平沢市長が対話と労使交渉を要求し、これを相談しに きた」と話したが、警察は公務執行妨害で連行するという方針だけ知らせた。

平沢工場周辺は約2000人の警察兵力が配置され、本館を中心に工場に進入し、 労働者が反発している。正門は100メートルを挟んで警察と双龍車労働者が対峙 している状況だ。

一方、組合員たちは強制的な写真採証に抗議すると、警察が「警察ではない」 と言って、放送で組合員に「警察のカメラを出せ」と話し、さらに取材陣まで 警察をあざ笑う状況が発生した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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