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韓国:ソウル大病院ソンウォン開発労働者のスト5日目 | ||||||
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「生きるために地下から出てきました」ソウル大病院ソンウォン開発労働者のストライキ5日目
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2009年09月18日18時36分
「われわれは人間らしく生きるために地下から出てきました」 9月18日、ストライキ5日目。ソウル大病院時計塔のビルに入るところにソンウォ ン開発労働者が列になって座った。 10年働いてもあれこれを差し引くとやっと100万ウォンほどが残る労働者。会社 に入社した時、言われるままに賃金が決まる労働者。彼らが要求するのは8万 6千300ウォンの値上げと、きちんとした賃金体系、不足人材23人の補充だ。
副次的業務とし、ソウル大病院では下請け業者に任せたが、ストライキをしよ うとすると労働委員会では重要なことだとして必須維持業務に指定した。必須 維持業務制度が労働者のストライキを無力化する手段に使われているというこ とが証明された瞬間だ。 「労働委員会で必須維持業務に指定するほどなら、ソウル大病院はむしろ労働 者は直接雇用しなければならないのではありませんか?」 キム・テイン ソンウォン開発分会分会長の言葉だ。ソンウォン開発の労働者た ちは病院内部の空調システムの管理、空気浄化、医療用酸素供給、冷暖房管理、 エレベーター管理などの人を治療する重要な仕事をしてきた。しかし彼らは下 請け労働者だ。
ソウル大病院は、李明博政権が公共機関先進化という名で各種の予算削減を要 求し、下請け単価を凍結させた。各種の増改築で必要人材は増えているのに人 材は減った。ソウル大病院が下請け単価を決めると同時に即下請け労働者たち の賃金と労働条件は決定される。 「毎年下請け業者契約をするたびに心臓がどきどきします。ソウル大病院がソ ンウォン開発と契約を終了すれば私たちも一日で雇用を失うからです」 集会をするのも容易ではない。管理者は騒音測定機でチェックをして各種悪口 をあびせる。この日も前日「明日も集会をすればただではおかない」という使 用者側の脅迫で緊張したまま集会を準備しなければならなかった。必須維持業 務規定で、そうでなくても出席できない組合員がいるのにソンウォン開発側は 別のところで働く人材まで連れてきて、空席を満たしている。 「皆、容易ではない戦いとだとわかっています。長くかかるかもしれないと覚 悟もしています。難しいが熱心に歌も歌い、スローガンも叫ぶ組合員を見ると、 力が出ます。今回のストライキですべてを勝ち取れるとは思っていません。で も直ちに来年のためにも最善を尽くして戦います」 キム・テイン分会長が列になって座った組合員を暖かい目で見つめる。
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-10-03 12:38:35 / Last modified on 2009-10-03 12:38:36 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |