本文の先頭へ
韓国:現代車支部、暫定合意案にもやはり反発
Home 検索

現代車支部、暫定合意案にもやはり反発

民闘委「受け入れ不可、組合員に謝罪しろ」

チャムソリ www.cham-sori.net / 2008年09月04日13時47分

▲現代自動車全州工場正門で出勤闘争中の現代車組合員/チャムソリ資料写真

現代自動車労使が暫定合意案を出したが、現場組織の反発が続いている。

現代自動車所属の現場組織は今回の暫定合意案も3無原則(実質賃金削減なし、 労働強度強化なし、雇用不安がない昼間連続2交代)が全く守られなかったとし、 明確に反対する立場だという。

特に現ユン・ヘモ執行部を出した現場組織の『民主労働者闘争委員会(民闘委)』 も、「誤った暫定合意に組合員は怒る」という声明を出し「多数の組合員が反 対する暫定合意は受容できないことを明確にする」という立場を出した。

民闘委は「今回の暫定合意の結果について、支部執行部を誕生させた執行組織 として暫定合意の結果をめぐる悲痛な心情は禁じえない」と明らかにした。民 闘委は、「多くの選挙空間で、実質賃金削減なし、労働強度強化なし、雇用不 安のない昼間連続二交代制を完成すると言ってきたのだから、さらに今回の暫 定合意の結果に組織的な責任があることを明らかにする」とし、組合員に謝った。

民闘委は「今回の暫定合意は、使用者側の高度な戦略と戦術にはまった誤った 交渉」とし「昼間連続二交代暫定合意案は05、06、07年の原則的合意事項を根 底から覆す発想で、昼間連続二交代を本質的に避けようとする術策」と主張した。

現代自動車全州工場のある活動家は「表現だけを少し変えた合意案で、以前の 意見接近案と違わない」と評価した。この活動家は「また月給制も生産目標に 達すれば月給制にするということで、労働強度を高め、生産性を向上しろとい う圧迫に過ぎない」と主張した。

一方、9月4日の暫定合意案に対する組合員賛否投票を前に、現場組織の反発が 強いだけに、通過に関心が集まっている。昼間連続2交代が直ちに適用される組 合員は1万8千人に過ぎないうえ、一括払い3百万ウォン、成果給300%に対して組 合員が賛成票を投じれば、可決する可能性もあるという分析だ。(パク・ジェスン 記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-09-07 05:35:41 / Last modified on 2008-09-07 05:35:41 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について