韓国:ニューコア-イーランド ストライキ1年、「私たちは最後まで戦う」 | |
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ニューコア-イーランド ストライキ1年、「私たちは最後まで戦う」ストライキ1年を迎え、ニューコア江南店前で決意大会開催
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2008年06月24日11時35分
またやってきた6月23日 昨年6月23日、ちょうど夏に入ったある日、街頭に出た非正規職労働者はまた 6月23日という日を道路で迎えるとは想像もしなかった。だが彼女たちは今年も 冷たいアスファルトの地面で『罷業歌』を歌っている。彼女たちはニューコア- イーランド非正規職労働者だ。 昨年6月23日。ニューコア労組とイーランド一般労組は共同でストライキに突入 した。イーランドグループがニューコアとホームエバーで働いていた非正規職 労働者700人を解約し外注委託化する計画を発表したためだ。これは同年7月1日 から施行される『非正規法』に備える措置であった。 イーランドグループは2年以上働いた非正規職労働者を正規職に転換することを 明記する非正規法が施行される直前、これを避けるために非正規職労働者を外 注委託化するに至る。非正規職労働者たちがしていた業務を外注委託化すれば、 非正規職労働者への正規職化の責任から逃げられるからだ。当時、 ニューコア のキム・ヨンベ管理担当理事は、「非正規職保護法に差別是正に関する部分が あるので会社としては7月1日から法を守る義務があり、そのために(外注化を) 進めている」と話していた。 「われわれは必ず正規職として売り場に帰る」 こうしたイーランドグループの措置に対し、一日で路上に追い出されたニュー コア-イーランド非正規職労働者は、暮すために売り場を占拠してストライキを 選択せざるをえなかった。しかし問題はまだ解決しなかった。ストライキ1年を むかえ、ニューコア江南店前に集まったニューコア- イーランド一般労組の組 合員たちは「あまりにも当然の要求なので、ここまでくるとは思わなかった」 と話した。
23日、ニューコア江南店の前で開かれたストライキ1年決意大会で、イーランド 一般労組パンハク店分会のイ・ギョンリョン組合員は、「死ぬほど働いたのに、 労組を知って何が正しいのかが分かった」とし「一年がどう過ぎたのかわから ない」と、一年の歳月を変わりなく、一日を一年のように送ったこの1年の記憶 を打ち明けた。 彼女は「他の人々は、秋になれば秋の遠足、春がくれば春の遠足に行くが、私 は非正規職だという理由で闘争しかできなかった」とし「春が過ぎてまた夏が きたが、問題が解決するまで、私たちが正規職で売り場に帰るまで、最後まで 闘争する」と声を高めた。 ニューコア労組のイ・インスク組合員も「私は何の理由もなく解約されたので、 正当な理由で要求すればいいと思った」とし「だが今は空に向かって話してい るようだ」とし、「だが私たちの戦いはとても正当なので必ず勝利して帰る」 と付け加えた。
ニューコア江南店前に集まった組合員の数は、明確に減っていた。一年という 時間が彼女たちに与えた重さは、闘争過程の困難だけでなく、一日を食べ、一 日を暮すしかない非正規職労働者が抱く生活の重さだった。そしてある者はア ルバイトで生計をたてながら、申し訳なく思い集会に出られず、ある者は1年と いう時間の重さに耐えられずに戦いを放棄した。しかし残った組合員たちは、 「最後までやる」という言葉を呪文のようにとなえる。 先日拘束され、釈放されたニューコア労組のパク・ヤンス委員長は「私たちは 失望しないようにしよう」とし「切実なことは必ず勝利として戻ってくる」と 組合員を励ました。パク・ヤンス委員長は「イーランドグループは1年以上、事 態の解決どころか労組失脚だけを続けた」とし「労働者を大事にしようと思わ ないイーランドは、ここでそのまま去ってしまうのが正しい」と話し、「イー ランドグループのパク・ソンス会長とチェ・ジョンヤン、オ・サンフン代表理 事は、法的拘束はもちろん自分たちが信じる神様の前で天罰を受けなければな らない」と声を高めた。 ニューコア-イーランド一般労組組合員たちは叫ぶ。「私たちはまだ止まらない」 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-07-03 21:59:51 / Last modified on 2008-07-03 21:59:54 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |