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アリアンツ生命で職場閉鎖、ストライキ事態悪化

アリアンツ生命労組、「会社が長期ストライキ誘導するのか」

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年05月16日20時33分

賃金体系変更をめぐり115日間、労働組合のストライキが行なわれているアリア ンツ生命が5月16日にロックアウトに入った。

アリアンツ生命労働組合は「金融会社である保険会社で職場閉鎖は職員と顧客 を無視する行為であり、会社が正常な経営と営業をしないという事実上の営業 放棄宣言」と反発している。「ストライキを労使の対話と交渉で解決するので はなく、交渉を断って職員の正当な要求を資本の力と公権力を動員してなだめ、 構造調整用の成果給制を既定事実化しようとする不純な意図」と主張している。

ストライキなどの争議行為が進行している事業場で、事業主が関連当局にロッ クアウト申告すると、ストライキの合法性とは無関係に争議行為中の組合員の 事業場出入が制限されるため、アリアンツ生命本社前で行なわれている労組の 座り込みに会社側が公権力投入を要請する可能性も排除できない。

アリアンツ生命労組はこれに対して「『職場閉鎖禁止』が違法なら、支店長の 労組加入を制限しているアリアンツ生命の団体協約も無効」と「アリアンツ生 命支店長の労組加入とストライキ参加は正当であり、解雇された支店長の身元 も即刻復元させろ」と主張している。

また、職場閉鎖直後に発表した声明書で「ストライキ隊伍を破壊し、交渉と合 意なくストライキを揉み消したり長期ストライキに誘導しようとする会社のこ の程の攻撃的な職場閉鎖措置に対して決して屈することなく、さらに熱く戦う」 と宣言した。

アリアンツ生命労組は、今年の初めに会社側が成果給制導入など、労組との協 議なく賃金体系を変更したことでストライキに突入、ソウル市汝矣島のアリア ンツ生命本社前で115日間テント座り込みをしている。会社側は4月に労働組合 のストライキに参加している支店長百余人を解雇し、業務妨害で告発された ジェ・ジョンギュ労組委員長は5月8日に拘束された。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-05-29 14:02:30 / Last modified on 2008-05-29 14:02:31 Copyright: Default

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