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キリュン電子前、キム・ソヨン分会長ゴリアテ(鉄製構造物)に

警察に連行された市民、用役に殴られ解放..キリュン電子の前は修羅場

チョン・ムンギョ記者 moon1917@jinbo.net / 2008年10月20日19時27分

キリュン電子の前が修羅場になった。

今日(10月20日)午前、キリュン電子分会組合員の出勤宣伝戦の過程で、1人の市 民が用役職員に暴行されたことに抗議するために、午後4時から行われた集会で も暴力事態が発生した。

午後7時30分現在、暴力事態に抗議し、キリュン電子正門前でキリュン電子分会 のキム・ソヨン分会長と民主労働党ソウル市党のイ・サンギュ委員長が3階建物 の高さのゴリアテ(鉄製構造物)を積み、上がっている。5段のPT足場(建設現場 で使う仮設材の一種の支柱)で作られたゴリアテを警察が囲んでおり、警察の後 には20数人の市民が、またこの市民を警察が囲み、その後では約50人の市民が 今日の暴力事態を糾弾している。

キム・ソヨン分会長が上がっているゴリアテは、午後4時から行われた集会が終 わる午後5時頃、キリュン電子正門近くの路地から警察が出てきて、これに怒っ た市民と組合員が30分で作った。路地から出てきた警察は市民の強い抗議で動 けず、工場の中に入って対峙状況を続けていた。

ゴリアテが完成した午後5時30分頃、これを撤去するためにキリュン電子使用者 側が雇った50人の用役職員と7〜80人の救社隊が先頭に立ち、警察が後に立って 工場の中から出てきた。これに市民が強く抗議すると、用役職員の暴行が始まっ た。しかし後にいた警察はこれを制止しなかった。むしろ傍観するようすだっ た。これに対して市民は「ここにいる警官はキリュン電子が雇った私設警察か」 とし「なぜ暴力事態をやめさせないのか」と抗議したが、警察は無返答で応酬 した。

結局午後7時頃、警察が日没を理由に市民と組合員の集会を不法と規定して3次 解散命令をした。しかし市民は暴力事態へのキリュン電子使用者側の謝罪を要 求して退かなかった。この過程でまた用役職員、警察と市民の衝突が発生し、 市民1名が負傷した。市民たちは警察に救急車を呼ぶよう要求したが、これも黙 殺された。しばらく時間が流れた後に到着した救急車で、やっと負傷した市民 が病院に運ばれた。

警察に連行された市民が用役職員に暴行される事件も発生した。警察との衝突 の過程で連行された市民は、工場の中に引っ張られて行き、工場から解放され た市民は服が破れ、顔にアザができていた。暴行されたある市民は、「警察が 連行したら警察署に連れていくべきだ。なぜ用役職員に渡すのか」と強く抗議 した。しかし警察は答えなかった。

ゴリアテに上がったキム・ソヨン分会長は、「私はこの90日間の断食に続き、 三回目の死を覚悟している」とし「非正規職も人間らしく暮せなければという 基本的な要求が、そんなに難しいのか」と話し、「もし警察がこのゴリアテを 撤去しようとしたら、殺人をほう助したことになるだろう」と言ってゴリアテ から降ようとしない。

組合員とこれに連帯する市民は、警察の暴力とキリュン電子使用者側の暴力に 強く抗議し、集会を続けている。

http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&id=44414原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-10-22 10:04:57 / Last modified on 2008-10-22 10:04:58 Copyright: Default

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