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連行された建設労組員、手錠をかけたままで手術

建設労組、テヒョン・レミコン事態の解決を要求

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年10月08日15時30分

警察が集会の途中で負傷した労働者を連行し、手錠をかけたまま手術を受けさ せたことで物議をかもしている。

全国建設労働組合と京畿地域人権団体のタサン人権センターの発表によれば、 10月1日、建設労組京畿建設機械支部テヒョン・レミコン分会の組合員たちの集 会を警察が強制解散させて10余人を連行、このうち建設労組のカン・ウォンギュ 副委員長とテヒョン・レミコン分会のチョン・ジェヨプ組合員に手錠をかけた。

チョン・ジェヨプ組合員は会社側が雇った用役会社の職員とのもみあいで負傷 したが、パラン中央病院に移送されて手術を受けるまで手錠がかけられた状態 であった。建設労組によれば、担当の医師が金属物質は危険だとして除去を要 求したが、警察はこれを受け入れなかったという。

▲建設労組とタサン人権センターなどは7日華城東部警察署の前で糾弾記者会見を行った。[出処:全国建設労働組合]

建設労組とタサン人権センターは7日午前、京畿道華城東部警察署の前で記者会 見を行い、このような事態は「深刻な人権侵害」と糾弾した。彼らは10月1日の テヒョン・レミコン分会の集会解散過程での警察の暴力連行、座込み場押収捜索 などは明白な不法と主張し「今回の事態を引き起こした華城東部警察署長と 現場指揮責任者を罷免しろ」と要求した。

労組の表札を付けるとすぐ工場閉鎖... 200日間復職を要求

テヒョン・レミコン分会の組合員たちは、労働組合の機関名掲示式があった3月 21日に会社が工場の稼動を中断し、200日間働けずにいる。9月に、6ケ月ぶり に工場が再稼働したが、これは会社が一日用役生コンを呼び入れてのこと。 抗議する組合員がテント座り込みに入り、10月1日に集会を開いたが、この日 連行された組合員のうち3人は特殊公務執行妨害罪で3日間拘束された。

建設労組は「座込み場の横断幕を壊し、ナイフで威嚇する使用者に抗議したこ とが拘束の理由になるか」と抗議している。10月1日午前6時頃、工場長と用役 会社の職員がテント座込み場周辺の横断幕をカッターで破り、これを制止した 組合員にナイフで威嚇したという。チョン・ジェヨプ組合員もこの過程で額を 切る傷を負った。

建設労組は声明書で「使用者に雇われた用役と救社隊が労働者のテント座込み 場を壊し、暴力侵奪をしている時は傍観し、働きたいと言って原職復帰を要求 する労働者だけを連行して拘束する警察は、民衆のツエではない」と警察を批 判する一方、テヒョン・レミコン側には労働者を原職復帰させて直ちに交渉を することを要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-10-09 17:11:51 / Last modified on 2008-10-09 17:11:52 Copyright: Default

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